グリフィス・パーク・コレクション/スタンリー・クラーク/チック・コリア/ジョー・ヘンダーソン/フレディ・ハバード/レニー・ホワイト
国内再発盤3枚目。ここから3枚は同じ系統のアルバムが続きます。いずれも日本初CD化で、ちょうどこの’80年代初頭から半ばにかけては’82年からのCD黎明期と重なって、国内ではLPでしか発売されないままになっているアルバムが多い時期です。それでも有名盤はとっくの昔にCD化されているものが多いですけど。このアルバム、有名なミュージシャンが集まって出来ているのですが、やっぱりセッションアルバムっていう感じがします。現代ジャズを聴き慣れた耳には、うまいんだけど少々荒っぽい部分も見受けられるというか。それでもその時代の価値的には、もっと早く国内盤で出ていてもよかったのに、とは思わせるアルバムですけど。
グリフィス・パーク・コレクション/スタンリー・クラーク(B)/チック・コリア(P)/ジョー・ヘンダーソン(Ts)/フレディ・ハバード(Flh、Tp)/レニー・ホワイト(Ds)(Elektra/Musician)
The Griffith Park Collection/Stanley Clarke(B)/Chick Corea(P)/Joe Henderson(Ts on 1-4, 6)/Freddie Hubbard(Flh, Tp on 1-4, 6)/Lenny White(Ds)(Elektra/Musician) - Recorded December 1981 - January 1982. - 1. L's Bop 2. Why Wait 3. October Ballade 4. Happy Times 5. Remember 6. GUernica
レニー・ホワイト作が1、6曲目、スタンリー・クラーク作が2曲目、チックコリア作が3曲目、フレディ・ハバード作が4曲目、スティーヴ・スワロウ作が5曲目。フュージョン全盛時代からジャズ回帰の頃のアルバム。日本初CD化。割とストレートなジャズのセッション。直球勝負のアップテンポの4ビートジャズで攻めまくっている1曲目、ちょっと淡くて浮遊感のあるテーマと思ったら、そのまま4ビートで盛り上がっていく2曲目、割としっとりとした哀愁漂うメロディアスなバラードの雰囲気がいい3曲目、メロディアスかつ少し素っ頓狂な音使いのテーマのあとはストレートにややアップテンポの4ビートの4曲目、淡い系統のバラードをピアノ・トリオで奏でていく5曲目、マイナーでモーダルかつエキゾチックな雰囲気の非4ビートで進んでいく6曲目。(13年7月24日発売)
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