スピーカー オンキョー Scepter 1001
このスピーカーは’93年発売で、当時の定価は1本150,000円(スピーカー台別、2台ひと組55,000円)でした。家を建て替えたあとすぐに購入しているので、’94-95年頃の購入かな。今やこういう大きめのブックシェルフタイプは海外製以外なかなか見ないし、値段もだいぶ高いです。1本の重量も50Kg近くあって、この値段でこの物量は大したものです。もちろん定価よりは何割か安く購入してますし。音的にもジャズやフュージョン、クラシックなどにも向いていて不満はないし、前のスピーカーではウーファーのウレタンが10年ちょっとでダメになってしまったのですが、もう20年近く使用しているのに、まだ大丈夫なのは素晴らしい。そういう意味ではコスト・パフォーマンスはかなりのものかも。
ホームページをはじめてから何千枚ものCDを聴いたのもこのスピーカー。ネットで検索すると、スピーカー、けっこう評判が良いようですが、中古の流通価格はかなり安くなっています。重いから運搬が大変なのかな。今現在は買い替える余裕もないし、不満を特には感じないので、このまま使い続けています。昔は音質の悪いCDも脳内補正で聴いていたりしたので、音を追いこむということもあまりしていません。というより、オーディオファンではないので、あまり気にならないというか。
ただ、ピュア・オーディオ・ファンには怒られそうですけど、AVアンプ(ヤマハDSP-AX2700)につないで、サラウンドをかけて聴いています。部屋の音響特性は考えられて作られていないし、天井などは吸音性が高く、デッドな空間になっているので。ただ、床はコンクリートの上に板敷きでけっこう頑丈なのもよかったかも。
(追記)やはりウーファーのエッジは20年ちょっとでダメになりましたね。そのスピーカーの交換記もブログに何回かに分けて書いてありますので(’15年ごろだったかな?)、そちらもご参照ください。今あるもので、エッジ交換をまだしてないものは、既にボロボロの可能性が強いです。
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