Outstairs/Christian Wallumrod Ensemble
ECMレーベル新譜聴き3日目で一段落。これもNew Seriesではないけれどボーダーレスなサウンドで、便宜上インプロヴィゼーションもあるということでジャズの範疇に入れてます。でもジャズかって言うとクエスチョンマークがつくかもしれない、いわゆるECMサウンドとかレーベルが好きな方向けの音楽、ということになるのでしょうか。アンサンブル名義では、確か4枚目なので、少なくともヨーロッパではこういうサウンドがウケているのだと思います。過激ではないけれど、やはり聴く人を選ぶサウンド、というのが、このレーベルでは最近増えてきたような気もしています。私はそれでもいいんだよね、と思うタイプではありますが。
Outstairs/Christian Wallumrod(P, Harmonium, Toy P)Ensemble(ECM 2289)(輸入盤) - Recorded Nay 2012. Eivind Lonning(Tp), Gjermund Larsen(Vln, Hardanger Fiddle, Viola), Espen Reinertsen(Ts), Tove Torngren(Cello), Per Oddvar Johansen(Ds, Viblaphone) - 1. Still Rock 2. Bunadsbangla 3. Tridili #2 4. Vely Slow 5. Startic 6. Beatknit 7. Folkskiss 8. Third Try 9. Ornament 10. Outstairs 11. Exp
(13/07/21)全曲Christian Wallumrodの作曲で、アレンジはメンバーや複数でのものがあり。過去にも3枚Ensemble名義でアルバムを出しているけど、今回は少しメンバーを替えています。やはり、時に民族的な異国情緒も少しだけ入った静かな北欧のインプロヴィゼーション(ジャズ)という感じ。ロック的な要素との接点もありそう。1曲目もタイトルの割には静かなゆったり、時々立ち止まる8ビート的なサウンドになっています。変則的な編成ではあるも、2曲目のようにうるさくはないけどちょっとトンガリめだったり。6、8-9、11曲目が複数の人のアレンジのクレジットがあるけどインプロヴィゼーションなのか。そう言うにはちょっと穏やかかな、という気も。静か系の4、11曲目他もアルバムでバランスを保っているところが彼ららしい。
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