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2013/05/28

Transylvanian Concert/Lucian Ban/Mat Maneri

2313
ECMレーベル新譜聴き3日目。今日のデュオも、マンフレート・アイヒャーのプロデュースではなく、ライヴの演奏。3枚続けてこういうことも珍しいと思います。曲によって抜き出して聴かせたら、そのダイナミックな演奏でECMのアルバムとは分からないんじゃないかな、と思わせるサウンドの曲も複数あったりします。ヴィオラも、以前は微分音での演奏が多かったけど、ここでは普通に12音階で弾いているようです。ただ、フレーズに引っ掛かりがあったりしますけど、ジャズなのでこれも個性か。ピアノが前面に出てくる場面がもう少し多くてもよかったかな、とは思いますが、まあ、ECMでのアルバムだとこういうのも面白いかな。


Transylvanian Concert/Lucian Ban(P)/Mat Maneri(Viola)(ECM 2313)(輸入盤) - Recorded June 5, 2011. - 1. Not That Kind Of Blues 2. Harlem Bliss 3. Monastery 4. Retina 5. Nobody Knows The Troubles I've Seen 6. Darn 7. Two Hymns

(13/05/26)Lucian Bannの作曲が4曲(1-3、7曲目)、Mat Maneri作が4曲目、共作が6曲目、トラディショナルが5曲目。ピアノがリーダーだと思うのですが、ヴィオラが旋律を弾いて、そのバックにまわることが多い。ヴィオラが引っ掛かりの多いメロディを弾く感じは彼の個性か。ブルースではないというタイトルだけど、ブルージーでスピリチュアルな感じもある1曲目、ややしっとり感はあるけれど、少し淀んだところがジャズっぽい2曲目、ピアノのモーダルなアプローチにヴィオラのメロディが絡む、けっこうゴンゴンくる3曲目、静かな冷めたバラードを聴かせる4曲目、ヴィオラのソロで静かに明るく展開していく5曲目、2人のインプロヴィゼーションで自然に盛り上がっていく6曲目、しっとりと、暖色系の静かなバラードで終わる7曲目。

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