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2013/04/29

Quartets/Charles Lloyd

2316
ECMレーベルのBOXが2つ目。今回はチャールズ・ロイドのECMでの初期5枚になり、録音期間は’89年-96年になります。メンバーも比較的一定していて、アルバムをまとめる、ということではやりやすかったのではないでしょうか。それだけこの5枚には一貫性があるということなんでしょうけれども。またロイド自身、今に至るまでECMで録音を続けているので、彼にとっては音楽性その他で表現に関しての居心地が良かったのかもしれません。それでもたまに4ビートでバリバリやっている曲もありますけれどね。時期的にはCDの時代に入ってきているので、1枚当たりの収録時間も長くなり、5枚組といっても、聴き終えるまでにけっこう時間がかかります。それだけ彼の世界にひたれるわけです。


Quartets/Charles Lloyd(Ts, Fl, Chinese Oboe, Tibetan Oboe)(ECM2316-20)(輸入盤) - Fish Out Of Water/Charles Lloyd Quartet(Ts, Fl) - Recorded July 1989. Bobo Stenson(P), Palle Danielsson(B), Jon Christensen(Ds) - 1. Fish Out Of Water 2. Haghia Spphia 3. The Dirge 4. Bharati 5. Eyes Of Love 6. Mirror 7. Tellaro Notes From Big Sur/ Charles Lloyd(Ts) - Recorded November 1991. Bobo Stenson(P), Anders Jormin(B), Ralph Peterson(Ds) - 1. Requiem 2. Sister 3. Pilgrimage To The Mountain -Part1 Persevere 4. Sam Song 5. Takur 6. Monk In Paris 7. When Miss Jessye Sings 8. Pilgrimage To The Mountain -Part2 Surrender The Call/Charles Lloyd(Ts) - Recorded July 1993. Bobo Stenson(P), Anders Jormin(B), Billy Hart(Ds) - 1. Nocturne 2. Song 3. Dwija 4. Glimpse 5. Imke 6. Amarma 7. Figure In Blue, Memories Of Duke 8. The Blessing 9. Brother On The Rooftop All My Relations/Charles Lloyd(Sax, Fl, Oboe) - Recorded July 1994. Bobo Stenson(P), Anders Jormin(B), Billy Hart(Ds) - 1. Piercing The Veil 2. Little Peace 3. Thelonious Theonlyus 4. Cape To Cairo Suite (Hommage To Mandela) 5. Evanstide, Where Lotus Bloom 6. All My Relations 7. Hymne To The Mother 8. Milarepa Canto/Charles Lloyd(Ts, Tibetan Oboe) - Recorded December 1996. Bobo Stenson(P), Anders Jormin(B), Billy Hart(Ds) - 1. Tales Of Rumi 2. Haw Can I Tell You 3. Desolation Sound 4. Canto 5. Nachiketa's Lament 6. M 7. Durga Durga

(13/04/28)ECM1398, 1465, 1522, 1557, 1635という、チャールス・ロイドのECMでの初期5枚組のBOXでの再発。このあたり、メンバーが安定していて、ピアノはボボ・ステンソン、ベースは1枚目のみパレ・ダニエルソン、2-5枚目はアンダース・ヨーミンとなっていて、ドラムスは1枚目がヨン・クリステンセン、2枚目がラルフ・ピーターソン、3-5枚目がビリー・ハートです。この次の「Voice In The Night」(ECM 1674)でメンバーがガラリと変わることになるので、BOXとしてはこの5枚の組み合わせが最適か。ひょうひょうとしつつも、スピリチュアルな感覚があるところは、アルバムを通じて感じるところです。そのサウンドはECMにマッチしていて、その後も長く続いていく要因なのでは。この5枚、全曲チャールス・ロイドの作曲で興味深いところ。

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