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2012/11/23

Resume/Eberhard Weber

2051 ECMレーベルのCDが1枚だけ届いたので、順番を変えて、先に聴きます。エバーハルト・ウェーバーの、ある意味これも未発表集。というのも彼は’07年に脳梗塞で倒れていたので、新譜ではないだろうなあ、と予想してました。ジャケットをパラパラとめくってみると、奥さんのマヤ・ウェーバーのイラストが何点かありました。今回のジャケットも彼女の作品にすればいいのになあ、と思ったのですが、最近はレーベルカラーに合わないのか。さらに気になる表記が。Paintings by Maja Weber(1942-2011) 。奥さんは昨年亡くなっていたんですね。残念。最近未発表演奏をECMがよく出してますけど、まだまだありそうです。

 

Resume/Eberhard Weber(B, Key)(ECM 2051)(輸入盤) - Recorded 1990 - 2007. Jan Garbarek(Ss, Ts, Selje Fl on 6, 8, 10), Michael DiPasqua(Ds, Per on 9, 11) - 1. Liezen 2. Karlsruhe 3. Heidenheim 4. Santiago 5. Wolfburg 6. Amsterdam 7. Marburg 8. Tubingen 9. Bochum 10. Bath 11. Lazise 12. Grenoble

(12/11/22)全曲エバーハルト・ウェーバーの作曲で、一部の曲は多重録音を同期させた演奏のライヴ(?)録音。’07年に脳梗塞で倒れているので、’90年からその時期までの演奏を集めたものとなります。エフェクターのかかったアコースティック・ベース(かかっていないものもありますが)をメインに据えた、シンセサイザーその他の楽器も絡む重厚な演奏は唯一無二のものだっただけに、今回の未発表音源の発売はうれしいところ。どの曲も2-5分台で、収録時間は47分ほどなのはやむを得ないところ。ECMの過去のリーダー作とも曲目はダブってはいないようです。いろいろな時期の演奏があると思いますし、ヤン・ガルバレクまたはマイケル・ディ・パスクァの参加しているデュオの演奏も5曲ありますが、統一性がとれています。

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