Turnaround/Joanne Brackeen Quartet
最近購入したものだけれど、アルバムの発売した時期は15年以上前なので、やはり過去盤聴き、ということになるのでしょうか。最近はジョアン・ブラッキーンはアルバムを出してないようだし、好きなピアニストだったので、もっと活躍してほしいなあ、とは思ってます。でももう歳かな。このアルバム、やはりTV出演で忙しくてアルバムにほとんど参加しなくなったマーヴィン・”スミッティ”・スミスがドラムスで、それもうれしい要因です。ドナルド・ハリソンも最近はマイナーレーベルからのリリースが多いし、当時だからこういうメンバーが集まった、という点では聴いてみた価値はアリでした。でも録音レベルがちょっと小さいのは当時のCDの特徴でもありますが。
Turnaround/Joanne Brackeen(P) Quartet(Evidence)(輸入盤) - Recorded February 27 and 28, 1992. Donald Harrison(As), Cecil McBee(B), Marvin "Smitty" Smith(Ds) - 1. There Is No Grater Love 2. Rubies And Diamonds 3. Picasso 4. Bewitched, Bothered And Bewildered 5. Turnaround 6. Tricks Of The Trade
(12/02/02)ライヴ録音で、ジョアン・ブラッキーン作は2-3、6曲目。割とオーソドックスなジャズのアプローチをしている感じですが、やはり参加メンバーがいいサウンドを出してます。スタンダードを、明るさを保ちながらメンバーの個性もあって割とメリハリのある演奏をしている1曲目、ややミステリアスな8分の6拍子だけれど、メロディアスな面も持っていて、なめらかに進んでいく雰囲気の2曲目、何と16分もあって彼女らしい複雑な作りのオリジナルをこれでもか、という感じで聴かせる3曲目、スタンダードをソロピアノで優雅かつダイナミックに弾きこなしていく9分台の4曲目、オーネット・コールマン作でベース・ソロからはじまって原曲のイメージを持たせつつ進む5曲目、複雑系のテーマとアップテンポの4ビートが心地良い6曲目。
« Chromazone/DR Big Band Feat. Mike Stern | トップページ | On Two Piano/Chick Corea & Nicolas Economou »
「音楽」カテゴリの記事
「ジャズ」カテゴリの記事
« Chromazone/DR Big Band Feat. Mike Stern | トップページ | On Two Piano/Chick Corea & Nicolas Economou »
コメント