ECMレーベルのUS盤とEU盤
昔は(’80年代中ごろのCD時代から)ECMレーベルは国内盤で集めていて、全部は国内盤で出てないことが分かった時(’90年代後半)には、輸入盤でも買いはじめたのですが、US盤、EU盤(当時はGermany盤だったかな?)、中古、とにかくゴチャマゼの状態で集めていました。しばらくは、とにかく値段の安いもの(当時は今より円安だったので、輸入盤CDの値段が今より高かった。)とか、国内盤で手に入りやすいものを無造作に集めていました。
ある時期からUS盤の紙パッケージの紙質が悪くなったなあ、と思ったら、そのうちUS盤で紙パッケージのないものが出てきました。過去の記録を探したら’05年9月のことでした。ものはLamentate/Arvo Part(ECM New Series 1930)でしたが、 アメリカ在住の方の記述で、こういうことがあったようです。
>Keith Jarrett/Radiance、Charles Lloyd Quartet/Jumping the Creekあたり以降から紙カバーが無くなったようです。
全体的に紙パッケージ付きがプラジャケに移行するような事ならばあきらめもつくけれど、EU盤にはきれいな紙パッケージがついている。その時からUS盤かEU盤か来るまで分からないAmazonの購入をやめて、比較的値段が高めのHMVから買うように何年間もしていました。まあ、5-6年前はAmazonの方が高いものも普通にありましたしね。
しかし、最近の新譜はUS盤も紙パッケージが復活、ということで、しかもAmazonの方が値段が安いものが多いので、久しぶりにAmazonから注文してみました。来たのは2枚ともUS盤で、まあ、デジタルデータだし音は違いはないんじゃないかなと思うんですが、ちょっと残念なところが。紙パッケージ、EU盤(写真左)はバーコードが下の部分についていて目立たないデザインなんですが、US盤(写真右)はバーコードが裏面の目立つところに堂々とついてますね(笑)。他のレーベルならいざ知らず、ECMだとちょっと幻滅。ただ、今回の注文はAmazonの方が400-500円も安かったのと、HMVは予約注文で出遅れたので、そのぐらいはガマンしようかな、と思ってます。これからはUS盤も区別なく、安くて、早い方をAmazon、HMVと天秤にかけて選んでいこうと思います。
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