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2011/11/26

If Grief Could Wait/Giovanna Pessi/Susanna Wallumrod

2226
ECMでNew Seriesではないアルバムが到着したものの、古楽器を使っていて、メインの曲は17世紀イギリスの作曲家、ヘンリー・パーセルの曲(8曲あり)。これはバロック音楽ではないか、と思うも、ヴォーカルのSusanna Wallumrodは今風の歌い方をしています。シンガーソングライターの曲もあって、そのあたりボーダーレスに響いてきます。他の、正統派のヘンリー・パーセルのバロック音楽を聴いたことがないだけに、その異端ぶりは良く分からないのですが、比較できる人には、果たして楽しめるのか悩ませるのか。こういうボーダーレスなことをやってしまうのがECMといえばECMらしいのですが。

If Grief Could Wait/Giovanna Pessi(Baroque Harp)/Susanna Wallumrod(Voice)(ECM 2226)(輸入盤) - Recorded November 2010. Jane Achtman(Viola Da Gamba), Marco Ambrosini(Nyckelharpa) - 1. The Planet 2. Who By Fire 3. If Grief Has Any Pow'r To Kill 4. The Forester 5. A New Ground 6. You Know Who I Am 7. Hangout 8. O Solitude 9. Which Will 10. A New Scotch Tune 11. Music For A While 12. A New Scotch Tune Var. 13. An Evening Hymn

(11/11/25)Susanna Wallumrodの曲が2曲(4、7曲目)、17世紀イギリスの作曲家、ヘンリー・パーセルの曲が8曲(1、3、5、8、10-13曲目)、カナダのシンガーソングライター、レナード・コーエンの曲が2曲(2、6曲目)、イギリスのシンガーソングライター、ニック・ドレイクの曲が9曲目。そもそも古楽器を使ってバロック音楽を中心に演奏しているので、New Seriesに入るのかもしれませんが、Susannaがほとんどの曲でヴォーカルをとっていて、それがバロック音楽と今の音楽のかけ橋になっているので、クロスオーヴァーしているのでしょう。今の曲も彼女の曲も少しながら演奏しているし。ジャズ色はないですけど、他では聴くことのできないヘンリー・パーセル特集、とも言える。今の曲もうまく他の曲に溶け込んでマッチしています。

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