ハート・バップ/フランコ・アンブロゼッティ
Enja紙ジャケ旧譜聴き3日目。フランコ・アンブロゼッティのEnja盤はこの紙ジャケシリーズでけっこう買いましたけど、たいていが参加ミュージシャン買いでした。このアルバムに関しては、ホームページで特集をやっているミュージシャンは参加していないんだけど、何枚も(編集盤を除き6枚)買ったのでこれも、という感じだったと思います。もう2年以上も前のことなので、記憶が薄れかけていますけど。でもフィル・ウッズその他、皆いい仕事をしているなあと思います。「ハート・バップ」はハード・バップにかけているのかな、とも思ってみたりしましたけど、バップというよりは当時の現代ジャズ色が強い感じでした。でも、とりあえずでもこのアルバム、聴く機会があってよかったです。
ハート・バップ/フランコ・アンブロゼッティ(Flh)(Enja)
Heart Bop/Franco Ambrosetti(Flh)(Enja) - Recorded February 10 and 11, 1981. Phil Woods(Cl, As), Hal Galper(P), Mike Richmond(B), Billy Hart(Ds) - 1. Triple Play 2. Fairy Boat To Rio 3. Heart Bop 4. A Flat Minor 5. My Funny Valentine
2-4曲目がフランコ・アンブロゼッティ作で、しかもジョルジュ・グルンツのアレンジ(割と凝ってます)、1曲目がハル・ギャルパー作、5曲目がスタンダード。メンバーがメンバーだし、やはり’80年代の(当時の)現代ジャズしているサウンドです。8分の6と4分の4の複合拍子のような場面も交えながら、シャッフル的にもなったりと、硬派でモーダルなサウンドを展開している1曲目、ちょっと綾織り系のアンサンブルのやや明るいサウンドでミディアムの4ビート(途中倍速あり)が心地良い2曲目、ややアップテンポの4ビートで、これぞ彼らのジャズという感じのタイトル曲が進行していく3曲目、8分の6拍子でちょっと明るめの浮遊感を伴ないつつ進むクラリネットもいい4曲目、超有名曲を2ホーンの印象的な絡みの演奏で表現している5曲目。(08年1月23日発売)
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