TUNE TB-043
TUNE TB-043をいつ買ったかははっきりと覚えてないんだけれども、’87年3月のライヴでは使っているので、’86年の夏から秋にかけてではなかったかと思います。
写真をご覧の通り、フレットレス。しかもフレットがあるとすれば36フレット相当のところまで指板がのびていて(通常は21-24フレットというのが多い)、その分普通のエレキベースにあるようなマグネチックのピックアップがなく、かわりにブリッジのところに弦の振動を拾うピエゾピックアップが付いています。やや細めのフラットワウンド弦を張っているのですが、長い目で見ればネックは反りやすい方かな。
ちょっと見にはアコースティックベースのような音が出るんじゃないか、なんてことを思ってしまいますが、ソリッドボディのため、アコースティックとエレキの中間(ややエレキに近いか)のような音が出ます。ピエゾなので弾いた時のアタックは大きく、そのあたりはアコースティックに近いです。似合う曲は限定されてしまいますけど、ライヴでは3分の1ぐらいの曲で使っていました。元々、高校時代に最初に買ったフェルナンデスのプレシジョンタイプのベースのフレットを抜いてフレットレスとして使っていたので、あまり抵抗はありませんでした。
今では、ベース歴1年半強の長男がこのベースを気に入り、高校に持っていきっぱなしになっています。エレキベースはフレットがあってもなくても弾ける、という方が楽しいと私は思ってますので、息子も自然に両方とも同じぐらい弾けるようになりました。彼も指板を見なくても弾けるので、まあまあいい感じなんじゃないでしょうか。彼は「カントリー・ロード」あたりの曲でこのベースを使っているようです。似合いそう。
このベースの機種名で検索してくる人が割といらっしゃるんですが、聞くところによると、中古市場では滅多に出回らないらしいし、不人気機種とも聞いていて、買い取り価格がつかないのでは、なんてことも。逆にオークションでは高値がついている、なんて話も聞きました。珍しいし、気に入ってはいるので、手放すつもりはないですけれども。
(追記’11年7月)手放すつもりはないと前に書いておきながら、ベースが増えたなどの事情により、この楽器は売りに出してしまいました。
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