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2011/02/07

The South Of Everywhere/Jonathan Kreisberg

Jonathanthesouth
ジョナサン・クライスバーグのアルバムを続けてアップします。これは’07年発売のもの。前作と違ってスタンダードが2曲入ってます。4曲目は7拍子でやってしまうところあたり、かなりマニアックな人かと思いますが、8曲目のスタンダードはけっこうオーソドックスでフレーズが歌っていて、けっこううまいギターなんだな、ということが分かります。もちろん、一連のオリジナルの曲も一筋縄ではいかない個性にあふれていて、テクニックの裏打ちもあって、このギタリストにほれてしまう人が多い(と言いつつジャズ人口は少ないのですが)のもうなずけます。元はロック畑のギタリストだったそうですが、意外な方向に展開してきたんですね。


The South Of Everywhere/Jonathan Kreisberg(G)(Mel Bay Records)(輸入盤) - Recorded April 2 and 3, 2007. Matt Penman(B), Mark Ferber(Ds), Gary Versace(P), Will Vinson(As) - 1. The South Of Everywhere 2. Strange Resolusion 3. Kiitos 4. Stella By Starlight 5. Funeral For The Ants 6. Elena 7. Altered 8. The Best Thing For You

(11/02/06)4、8曲目がスタンダードで、他はジョナサン・クライスバーグの作曲。メンバーもなかなか強力だし、ギターがやはり印象的。変拍子なのに、ファンク的なリズムもあって自然な感じで進行していくタイトル曲の1曲目、4ビートになって割とオーソドックスなホンワカと暖かいジャズになっている2曲目、ドラムソロではじまり、ゆったりとした淡い浮遊感のあるバラードから後半盛り上がる3曲目、有名な曲をアップテンポの7拍子(8分の7拍子?)で演奏して自然な4曲目、8分の6拍子でしっとりとから徐々に速いパッセージで盛り上がる5曲目、美しいメロディをもつ静かなバラードの6曲目、ファンクかと思うと静かになったり爆発的に盛り上がったりする7曲目、スタンダードらしいメロディアスでアップテンポの4ビートが温かい8曲目。

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コメント

こちらからもTBさせていただきます。
クライスバーグはオリジナルもいい曲を書くし、スタンダードをやらせても上手いですよね。
テクニック的にもかなり高度なことをやっているわりには、意外と聴きやすかったりして、その辺のところが私としては大好きです。
また彼のアルバムにしょっちゅう参加しているマーク・ファーバーとの相性も抜群だと思います。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

彼の書くオリジナル、聴いてみるとやっぱり現代ジャズの特徴を持っている難解そうなものなんですが、彼のギターが割とメロディアスに唄っているので、そのあたりで聴きやすさがあるのかな、と私も思いました。

今までCriss Cross盤だけで追いかけてましたけど、他のレーベルも要注目だということが今回聴いて分かりました。

Ari Hoenig の "Live at Smalls" で聴いて気になったのが馴れ初めということで、まだまだJonathan Kreisberg初心者な状況ですが、なかなか侮れない逸材だなぁと感じております。
過去盤漁りよりもこれからリリースされる(参加)盤を逐一チェックしたい感じです。

TBご迷惑お掛けしてます。先にTBさせていただきます。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

やっぱりnaryさん(だったかな?)が書かれていたように、現代ジャズのギタリストとしてカート・ローゼンウィンケル、アダム・ロジャース、ジョナサン・クライスバーグの3人は要注目だな、と思います。でも最近は色々なレーベルから出すミュージシャンが多いので、追っかけるのが大変ですけれども。このアルバムも、後から買ったアルバムでしたが、良かったでした。

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» Jonathan Kreisberg/The South Of Everywhtere(I) [Jazz&Drummer]
Jonathan Kreisberg(G)Matt Penman(B)Mark Ferber(Ds)Gary Versace(P)Will Vinson(As)Rec. April 2-3,2007,NJ (Mel Bay MB10452)ジョナサン・クライスバーグ(クレイスバーグと書いたこともあったけど、クライ... [続きを読む]

» Jonathan Kreisberg South Of Everywhere [JAZZとAUDIOが出会うと。。。]
Jonathan Kreisbergは、Ari Hoenig Live at Smalls (http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/60161207.html)に参加しているのを聴いて、好感触を受けての購入となります。 既発売盤を物色してこの盤の発注を決めた時とあい前後して、新譜リリースの情報を得ておりましてそれも既に入手済みです。(2011/01これ強調中) この盤の前後はcriss crossでのリーダー作となっているので、ちょうどそれをはずして購入して..... [続きを読む]

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