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2010/08/09

プレイズ・ジミ・ヘンドリックス/ブライアン・ブロンバーグ

Brianplaysjimi
キング・レコードは低音CD(実際はベーシストのCDっていうぐらいの意味かな)で、いいベーシストの録音をしていて、2日連続でキングからのベーシストのアルバムの紹介です。ジミ・ヘンドリックスのファンですと、カヴァー集は認めない、なんて意見もあるでしょうが、現代の録音のカヴァー集として聴くと、けっこういいのでは、と思ったりしています。私もあまり本物のジミ・ヘンの音源は聴いたことがないのであまりエラソーなことは言えませんけれども。バカテクの上に、どんな種類のベースも弾けて、しかもギターの奏法のようなことまでできてしまうので、けっこう面白いかもしれません。カヴァー度としてはかなりいいと思います。迫真度は皆さんのご判断で。


プレイズ・ジミ・ヘンドリックス/ブライアン・ブロンバーグ(B、Cho)(Seven Seas)
Plays Jimi Hendrix/Brian Bromberg(B, Cho)(Seven Seas) - Recorded December 2009 - March 2010. Vinnie Colaiuta(Ds), Tom McCauley(Cho), Bruce Stone(Cho) - 1. Fire 2. Manic Depression 3. The Wind Cries Mary 4. Voodoo Chile 5. Freedom 6. All Along The Watchtower 7. Foxey Lady 8. Hey Joe 9. Crosstown Traffic 10. Spanish Castle Magic 11. Purple Haze

ジミ・ヘンドリックスのカヴァー集。ボブ・ディラン作が6曲目に、ビリー・ロバーツ作が8曲目にあるけど、これもジミヘンの愛奏曲だったのでしょう。コーラスが何曲かでちょっと入る他はドラムスとのデュオ。しかもベースはギターパートも含めて全部ベースのオーバーダビングで曲を作り上げています。ギンギンなロックの曲もありますが、当時は使っていないチョッパー奏法も混ざったり、アコースティック・ベースやフレットレスが入る曲もあって、彼の解釈でサウンドに広がりを持たせています。メロディもベースが弾いているところとギターの音域でまるでギターのように(これもベースですが)弾いているところがあります。かなりノリの良いギター(?)を聴くことができます。基本的に曲調はハードなのが多いのでお腹はいっぱいになるかも。(10年7月21日発売)

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コメント

こちらからもTBさせていただきます。

今回のブロンバーグは完全にギタリストと化していて凄かったですね。
ブロンバーグとカリウタの2人だけということもあり、カリウタもけっこう力が入っていたので、近年のリーダー作の中では、私としては最高に気に入りました。
次回はどんなテーマで攻めてくるのかも楽しみです。

>naryさん

TBどうもありがとうございます。

以前にも同じパターンの多重録音アルバムを聴いたことがあったのですが、より深化して、そして題材がジミ・ヘンドリックスなのが良かったようですね。これならギタリストがいらないなあ、なんて聴いていて思いました。

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