美しすぎて/デヴィッド・マシューズ・トリオ+1
デヴィッド・マシューズ・トリオ聴き7日目。このアルバムもSweet Basil原盤で、アブゾード・ミュージック・ジャパンより’02年に再発されたもの。これもジャケット写真が差し替えられています。タイトル曲のYou Are Too Beautifulは3曲目でバラードなんですけど、ただ静かにはじまって終わる、というだけではなくて、中盤部はやや盛り上がりがあったりします。全体的に元気かな、と思わせるのは、当時の新人アンディ・スニッツァーが全面的に参加しているからかな、と思ってみたり。他の有名ミュージシャンは3曲参加が多いのに、彼の全面参加はギャラの面でも影響しているのだとは思いますが、ここはそういうことよりジャズを楽しもう、と。
美しすぎて/デヴィッド・マシューズ(P)・トリオ+1(Digistic)
You Are Too Beautiful/David Matthews(P) Trio +1(Digistic) - Recorded October 28, 1992. Chip Jackson(B), Danny Gotlieb(Ds), Guest: Andy Snitzer(Ts) - 1. Big Bag Of Blessings 2. Purely Love 3. You Are Too Beautiful 4. Down By The Riverside 5. Sutton Place At Night 6. Full Moon And Empty Arms 7. It Had To Be You 8. Yours Is My Heart Alone
デヴィッド・マシューズ作はここでは3曲(1-2、5曲目)。アルバムでは比較的元気な曲が目立つのが特徴でしょうか。そして当時新人だったアンディ・スニッツァーが全面的に参加しています。このアルバムは+1というよりクァルテット作というのが妥当でしょう。マンハッタン・ジャズ・クインテットのメンバーになるのは’00年から。クァルテットなので、ピアノの配分が少し少なめになってリラックスした演奏を多く聴かせてくれています。やや男性的な重量感のあるアドリブ部分がミディアムの4ビートの1曲目、8ビート的で爽やかな明るさのある2曲目、メロディアスながらも複雑なテーマを持っていて、アドリブでは4ビートになる5曲目。快活で楽しいトラディショナルの、ロックンロール・ビートとでも言うのか、4曲目があるのがうれしいところ。(02年11月22日発売)
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