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2010/08/01

ジャズ・バラッド・ウィズ・ストリングス/デヴィッド・マシューズ・トリオ

Davidjazz
デヴィッド・マシューズ・トリオ聴き6日目。このアルバム、最初はSweet Basilレーベルからの発売だったのだけれど、そのレーベルが消滅してしまったので、その後’03年にアブゾード・ミュージック・ジャパンからの再発になっています。それを中古で購入。ジャケット写真も発売元(レーベル)の変更があると、差し替えられていますが、何か決まりごとのようなものがあるんでしょうか。このアルバム、ストリングスが目立たずに淡く効果的にかかっていて、聴いていてなかなか心地良いです。そんな中でミディアム・テンポの曲もあって、ベース・ソロの場面ではエイヴリー・シャープが、ここまでやるか、というソロを見せつけていますが、それまた外した感じはなく、うまくまとめています。


ジャズ・バラッド・ウィズ・ストリングス/デヴィッド・マシューズ(P)・トリオ(Digistic)(中古盤)
Jazz Ballads With Strings/David Matthews(P) Trio(Digistic)(中古盤) - Recorded August 25 and 27, 1991. Avery Sharp(B), Danny Dotlieb(Ds), Guest: Gil Goldstein(Synth), Manhattan Strings: Kenneth Gordon, Matt Raimondi, Paul Oeabody, John Pintavalli, Lamarr Alsop, Barry Finclair, Alan Martin, Regis Inderio - 1. Over The Rainbow 2. When You Wish Upon A Star 3. Dakota Moon 4. Deep Sea Dancing 5. Sweet Plum 6. Smoke Gets In Your Eyes 7. The Night Sky Suite

デヴィッド・マシューズ作は3曲(4-5、7曲目)あって、うまく他のスタンダードと溶け込んでいます。ピアノ・トリオの演奏が中心で、その味付けをするストリングス。そのアレンジもマシューズ自身がやってます。バラードが多い(2、4曲目のように盛り上がりもあるミディアムの4ビートの曲もありますが)ので、今回のストリングス企画とうまくマッチして、ジャジーなサウンドでありながら優しい包まれるような感触のアルバムに仕上がっています。出だしの「虹の彼方に」からアルバム全体の雰囲気をつかんでいます。たまにはこういうリラックスしたジャズもいいのでは、と思わせるような内容。ミディアムで明るいけれど、アルバムにはマッチする4曲目、しっとりとしたバラードが心地良い5曲目、短調の情緒も懐かしい雰囲気もある7曲目。(03年1月22日発売)

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