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2010/08/27

And If/Anat Fort Trio

2109
ECMレーベルがまた9月にかけて何枚も出るようで、手元にはもう、New Seriesを合わせて4枚あります。このところフォークソングを聴いたり、CDラックの片づけをしていたりして未聴盤がたまってきたので、先にECMを聴いてしまおうかと思っています。アナト・フォートというピアニスト、ECM的なタイプ、と書いてしまいましたが、それが本質的なものなのか、プロデューサーのマンフレート・アイヒャーの意向によるものなのか、分かりません。でも不思議と聴いていて思い浮かべるサウンドが、ジャケット写真(砂漠ですかね、これ)にもマッチしているような気がして、この路線でもいいかもしれないなあ、と思います。


And If/Anat Fort(P) Trio(ECM 2109)(輸入盤) - Recorded February 2009. Gary Wang(B), Roland Schneider(Ds) - 1. Paul Motian (1) 2. Clouds Moving 3. En If 4. Some 5. Something 'Bout Camels 6. If 7. Laneboro 8. Minnesota 9. Nu 10. Paul Motian (2)

(10/08/27)Anat FortのECM2作目で、全曲彼女の作曲。1曲目とラストは「ポール・モチアン」という曲ですが、彼が作ったとしたらこういう曲調になるのではないかと思う、自由でなだらかな、それで薄暗い色調のサウンド。やはりECM的なタイプのピアニストで、しっとりとしたニュアンスと温度感の低さがある程度あり。それでいて変拍子もあったり、それなりに盛り上がりのある2曲目、普通に静かでメロディアスな温かみを持った3、7曲目、キメの多さが特色の綾織り系サウンドの4曲目、ジャケット写真のような砂漠にいるラクダを思い出す淡々とした5曲目、ピアノが淡々、ドラムスはチョコチョコプッシュしたりするバラードの小品の6曲目、繊細で牧歌的な感じもするバラードの8曲目、ガツンとくるフレーズと空間が印象的な9曲目。

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