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2010/07/03

To The One/John McLaughlin And The 4th Dimention

Johntothe
いよいよ新譜の5月入手盤聴きに入りますが、暦はもう7月。ECM10枚とCriss Cross4枚を先に聴いてしまったため、けっこう出遅れてますねえ。ただ、5-6月入手盤は5枚しかないので、すぐ追いつけるんじゃないかと予想してますが。ワールドカップも、私、本来はスポーツってTVで観てないんですが、日本戦以外もつい気になってしまって、時間がつぶれてしまっていってます(笑)。今日のジョン・マクラフリンの新譜も、もっと早く聴けば良かったなあ、と思った1枚。こういうハードコア・フュージョンのサウンド、大好きなんですよね。しかし、年齢を重ねてもこういうサウンドを創造し続けるマクラフリンには脱帽です。


To The One/John McLaughlin(G, G-Synth) And The 4th Dimention(Abstract Logix)(輸入盤) - Recorded November and December 2009. Gary Husband(Key, Ds, Per), Etienne M'bappe(B), Mark Mondesir(Ds) - 1. Discovery 2. Special Beings 3. The Fine Line 4. Lost And Found 5. Recovery 6. To The One

(10/07/03)全曲ジョン・マクラフリン作曲。かなり純度の高いハードコア・フュージョンなので、聴いていてスカっとします。おとなしめの曲のように見えて、盛り上がるところはしっかりと盛り上がる曲もあり。4曲目はやや静かで、フレットレスベースが心地良い。Mark Mondesirがドラムスの曲、そこにキーボードのGary Husbandもドラムスで加わったり、彼の方がメインのドラマーになったりと、多重録音なのでしょうが、なかなかハードなサウンドを聴かせてくれています。キーボードも聴かせどころを作ってくれていますが、どのパートも手数が多めかなとも。けっこうサウンド詰め込んでいるため、40分台というアルバムの長さも、ちょうどいいくらい。それにしてもリーダーのマクラフリン、老いてもなおアグレッシヴというのはスゴいことです。

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コメント

工藤さん,またまたこんにちは。当方ブログへのTBありがとうございました。

それにしてもMcLaughlinって,いくつになっても変わらないというか,パワフルな爺さんだと思わざるをえません。もうすぐ70ですからねぇ。信じられません。こちらとしてもあやかりたいものです。

このアルバムだけでなく,ブートもいろいろ聞いていますが,結局スタジオだろうが,ライブだろうが,あるいはメンツがちょっと違おうが,みんな一緒だというのもある意味凄いことです。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

ジョン・マクラフリンに限らず、過去にマイルス周辺でやっていて現役の人たちは、相変わらず前線に出てやっている(ハンコックのようにポップな方面にも手を出す人もいますけど)感じが強いですねえ。この歳でこのサウンドを紡ぎだしているというのは、やっぱりスゴいことですね。

こういうサウンド、けっこう好きなんですよ。

こちらからはURLで失礼します。
http://blog.goo.ne.jp/narymusic/e/115196562b632659f86a9ec25735456e

Jon McLaughlin 4th Dimensionの演奏は、DVD作品「@ Belgrade Live」ですでに体験済みだったのですが、スタジオ盤の本作もなかなか良かったです。
今回からベースが代わったのですが、Etienne M'bappeもなかなかのやり手のおかげで(マクラフリンは当然そういう人しか起用しませんが)、サウンドには全く影響がありませんでした。

>naryさん

コメント、どうもありがとうございます。TBはまたそのうち入るようになるでしょう。

私はこのメンバーはDVDを観てなかったので、はじめてになると思いますが、好きなサウンドです。マクラフリンは何をやっても好きなのですけれども、今回のハードコア・フュージョンは理屈抜きに楽しめました。

マクラフリン、流石の一枚です。相変わらずドラムのヘヴィな音とその上に乗っかるハードなサウンドはかっこいいの一言です。インド色が前作に比べると薄くなりましたが、似たカラーを連続させずに聴き手に飽きを感じさせない工夫と勝手に受け取ってます。いやほんと、大好きです。

トニー・グレイつながりで上原ひろみと競演しないかななんて勝手に思ってます 笑

John McLaughlin好きには安心して楽しめる作品ですね(^^)
個人的には、インド色強いとちょっと、な部分があるのですが、この盤は文句なしであります。
このメンツでライブ盤が欲しいっす(笑)

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

>りひさん

コメントありがとうございます。

今回は多重録音でパーカッションの曲があるにしてもゲイリー・ハズバンドの演奏ですからね、インド色はほとんどないと言っていいでしょう。でもマクラフリン色の強いハードコア・フュージョンは健在ですね。

>トニー・グレイつながりで上原ひろみと競演しないかななんて勝手に思ってます 笑

この世界、けっこう自由にミュージシャンが行き来しているので、あり得ない話ではないですね。

>oza。さん

TBどうもありがとうございます。

>このメンツでライブ盤が欲しいっす(笑)

確かにです。ライヴだとドラムス、パーカッションの多重録音ができなくなるでしょうが、DVDではすでにライヴ盤があるとのことで、どんな演奏なのか、非常に興味がありますです。

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To the One John McLaughlin the 4th Dimension (Abstract Logix) 本作のバンドである4th Dimensionは近年のJohn McLaugh [続きを読む]

» John Mclaughlin To The One [JAZZとAUDIOが出会うと。。。]
John Mclaughlinのリーダー作は、このblogだと  Industrial Zen(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/35395082.html)  Floating Point(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/53563833.html) に続いての3枚目となります。 この間にSleep Easy Babyという作品があって、ここのコ..... [続きを読む]

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