アメリカン・パイ/デヴィッド・マシューズ・トリオ
デヴィッド・マシューズ・トリオ聴き5日目。レーベルはSweet Basilレーベルに移ります。ここではベースにエディ・ゴメス、ドラムスにスティーヴ・ガッドとかなり強力なメンバーと組んでいて、とくにエディ・ゴメスは個性的な音色と目立つフレーズで、ちょっと聴いただけで、ああ、彼のベースだなと分かる反面、かなりクセのあるキャラクターですね。ドラムスは必然的にブラシを使うことが多いので、目立ち度は低いですが、それでも時たま、ドカドカと前面に出てきます。前のデイヴ・ウェックルはかなりテクニシャンでしたけれども、ガッドの出るときは出るというカリスマ性のようなものも魅力的ではあります。このコンビではこのアルバムだけの登場ですが。
アメリカン・パイ/デヴィッド・マシューズ(P)・トリオ(Sweet Basil)(中古盤)
American Pie/David Matthews(P) Trio(Sweet Basil)(中古盤) - Recorded September 23, 1990. Eddie Gomez(B), Steve Gadd(Ds), Guest: Gary Burton(Vib) - 1. American Pie 2. Mr. Tambourine Man 3. My Back Pages 4. Sound Of Silence 5. Sunny 6. Como En Vietnam 7. A Taste Of Honey 8. Moonlight Melody
(10/07/29)全8曲中、8曲目がデヴィッド・マシューズの作曲で、ゲストのゲイリー・バートンは1、4、6曲目に参加。しかも、ボトムの2人がトリオのアルバム中、一番強力というか、有名。特にエディ・ゴメスのソロの露出度は高め。スティーヴ・ガッドも時に出るときは出ます。彼らがサウンドを決定している感じです。ボブ・ディランの曲が2曲(2-3曲目)にあったり、サイモン&ガーファンクルの曲(4曲目)など、ポップナンバーが多いのが特徴。6曲目はバートン側からの提案なのか、スティーヴ・スワロウの曲。ミディアムのサンバ調でノリもいい感じ。ポップスでもジャズアレンジにうまくハマっているものが多いです。バートンのちょっとクールなヴァイブラホンもそのままの性格で出ています。8曲目は牧歌的な明るい雰囲気のバラード。
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