マルティプリシティ/デイヴ・ウェックル・バンド
デイヴ・ウェックル聴き9日目で、やっとリーダー作制覇(だと思う)。どのアルバムもなかなか良い感じで、この中でどれか、とすればどれもいいので選ぶのに迷うところですが、今聴いた音、ということでは、成熟もしているし、バンドとしてこなれてきている、かといって、トンガっていて、ハードな面もあるということで、今日のアルバムと「Live」が特に良かったんじゃないか、と思います。ああ、これらを発売された時点で聴いていれば、自分のジャズ・フュージョンライフも違ったものになっていたでは、と思わせるくらい、インパクトが大きいアルバムたちであり、ドラミングでした。コメントもかなりミーハーなものになっていますね(笑)。
マルティプリシティ/デイヴ・ウェックル(Ds)(Stretch)
Multiplicity/Dave Weckl Band(Stretch) - Recorded January 2005. Steve Weingart(Key), Tom Kennedy(B on 1, 3-4, 6, 8), Gary Meek(Ss, Ts, Afl, Bcl), Paul Pasco(G on 1, 5-9), Ric Fierabracci(B on 2, 5, 7, 9), Richie Gajate Garcia(Per on 2-4, 7-8),
ポール・ペスコ(G)、スティーヴ・ワインガート(Key)、リック・フィラブリッチ(B)、トム・ケネディ(B)、ゲイリー・ミーク(Afl、 Ss、Ts、Bcl)、リッチー・ガジェット・ガルシア(Per)他。スティーヴ・ワインガートらとの共作が9曲中6曲(1-2、4-5、8-9曲目)で、ワインガートのみの曲が3曲。曲によってはギターが入って、ベースも2人の交替(トム・ケネディが1、3-4、6、8曲目、リック・フィブラッチが2、5、7、9曲目)で演奏していくところが特色か。2人の個性を使い分けているところは面白い。それでもバンド名義を名乗っているので、ある程度のライヴを意識した曲だと思われます。ドラムスの切れ味も抜群(本当にスゴいです)な、ハードコア・フュージョンの演奏。メカニカルでもあり、キメもあり、何となくエキゾチックなサウンドを意識した曲もあり、なかなか聴かせてくれます。やるところはやってくれる渋い、しかもカッコ良いサウンドがなかなか通好みなのではないかと。音も良くなっているし、とにかくドラムス!(05年7月21日発売)
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