Live (And Very Plugged In)/Dave Weckl Band
デイヴ・ウェックル聴き6日目。通算8枚目のアルバムになるのかな? ライヴ盤で、しかも2枚組。スタジオ録音では聴くことができない選曲やアドリブ。そして1曲が長くなって、観客の熱気に押されてか、演奏も熱くなっています。このアルバムを彼のリーダー作のベストに推す方が何人かいらっしゃるようだけれど、それも納得。個人的には好みのタイプのベーシストのトム・ケネディが、ドラムスとデュオでスゴい速いフレーズでアドリブを長時間行う10曲目の「リズマニング」が良かったでした。そして11曲目のドラム・ソロになだれ込んでいくし。ドラムはとにかく目立つアルバム。迷った時はこのアルバムからでもいいんじゃないかな、と聴いてみて思いました。
Live (And Very Plugged In)/Dave Weckl(Ds, Per) Band(Stretch)(輸入盤) - Recorded December 17-22, 2002. Steve Weingart(Key), Tom Kennedy(B), Gary Meek(Sax) Jerry Hay(Tp on 12), Gary Grant(Tp on 12), Bill Reichenbach(Tb), Brandon Fields(Ts) - 1. Wake Up 2. Braziluba 3. Mesmer-Eyes 4. Oasis 5. Crossing Paths 6. Hesitation 7. The Chicken 8. Toby's Blues 9. Just For The Record 10. Rhythm-A-Ning 11. Cultural Concurrence 12. Tiempo De Festival
(10/07/22)CD2枚組のライヴ。メンバーのサックスがゲイリー・ミークに交替してます。再演曲も多いし7、10曲目のように有名な曲も演奏しています。6曲目はウィントン・マルサリス作。ライヴなので1曲が長いのもうれしい。6曲目はサックスとドラムス、10曲目はベースとドラムス、11曲目はドラム・ソロという構成です。この編成のデイヴ・ウェックルのバンドは定評があるところですが、ライヴでよりドラムスが目立ち、その臨場感もあってか演奏は素晴らしいです。こことばかりに実力を発揮する各パートや変幻自在の展開は、やはり固定バンドならではの味があります。それにしてもこの曲によっての盛り上がりは尋常ではありません。ハードコア・フュージョンのライヴを体験したい方には、まさにこのアルバム、っていう感じですね。
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» このチキンもイイ具合です。 [じゃこのめ_BloG]
料理の記事みたいなタイトルつけちゃいましたが、ここでいう「チキン」はもちろんジャ [続きを読む]
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