It Had Been An Ordinaly Enough Day In Pueblo, Colorado/AMM III
JAPOレーベルを追いかけていて、これが16枚目。全41枚中、CD化されなかったものも多いようなので、今入手できるアルバムではこれが最後かと思います。プロデューサーはスティーヴ・レイクとAMM IIIで、やっぱりかなりハードなフリージャズですね。ECM的な静かな部分もあるのですが、やや非イディオム系(非メロディ系)のフリーなので、音それ自体を聴く感じで、音楽的なものからは遠い感じ。ですので、けっこう聴く人を選ぶのではないかと思っています。ハードな部分では速いパッセージなどが出てきて、スリリングではあるのですけれども。
It Had Been An Ordinaly Enough Day In Pueblo, Colorado/AMM III(JAPO 60031)(輸入盤) - Recorded December 1979. Keith Rowe(G, Prepared G, Transistor Radio), Eddie Prevost(Ds) - 1. Radio Activity 2. Convergence 3. Kline 4. Spittlefields' Slide 5. For A
(06/09/21)2人のフリー・インプロヴィゼーションが3曲(1-3曲目)、Eddie Prevost作は4曲目、Keith Rowe作が5曲目。ちょっとハードなECM的フリー・インプロヴィゼーションとでも言えばいいのか。ラジオの流れる音をバックにゆったりとした持続音のようなギターが、中盤で激しい奏法になって、また、ドラムスとのフリー・インプロヴィゼーションが延々18分も繰り広げられていく、ノイズ・ミュージック的でもある1曲目、不規則なドラムスのパルスに対して非メロディ系のギターが応酬する2曲目、スペイシーな中を非メロディ系のギターとフリー的なドラムスが盛り上がっていく3曲目、激しいやはりパルス的なドラムソロでずっと6分半続いていく4曲目、ディストローションのかかったハードロック系のようなギターのソロが続く5曲目。
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