Propensity/Danny Thompson/Allan Holdsworth/John Stevens
アラン・ホールズワースの音源が出たとのことで買ってみました。このアルバム、収録時間も短いし(26分台)、時おり4ビートもあるけど基本的にはフリー・インプロヴィゼーション(フリー・ジャズ)なので、やっぱり今になって’78年の演奏が出てきただけのことはあるな、と思わせる、アランのファン向けの聴く人を選ぶアルバムではあります。この当時ロックバンドU.K.にも参加していた時期で、ロック、ジャズといろいろな方面を当時はやっていたんだな、ということが分かります。内容的には、ギターはなかなかスゴいけれど、’70年代のフリー・ジャズとしては、まあこんな感じかな、という印象。
Propensity/Danny Thompson(B)/Allan Holdsworth(G)/John Stevens(Ds)(Art Of Life Records)(輸入盤) - Recorded September 4 and 5, 1978. - 1. Jools Toon 2. It Could Have Been Mono
(09/10/24) 初公式音源で、2曲で26分台の収録。どちらも3人の名前がクレジットされているので、おそらくフリー・インプロヴィゼーションが世に出たもの。基本はフリーなので、万人向けではないかも。でも、ベースはアコースティックベースで、時おり4ビート的になるところも。今から見れば、割と統制のとれたジャズのようにも聴こえます。ギターは奔放な演奏の部分もあるので、これはアラン・ホールズワースのファンにはたまらない演奏かもしれません。1曲目が10分台の曲で12弦のアコースティック・ギター、2曲目が16分近くの盛り上がりのある演奏でエレクトリック・ギターを使用しています。特に12弦ギターは速く弾くのが難しいのですが、かなり使いこなしているような演奏です。でも、山場は2曲目のエレキ・ギターかな。
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