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2009/10/11

ECMブログが10万アクセス

先日もここにちょっと書きましたけど、今日、私の「ジャズCDの個人ページECM Blog」が10万アクセスを超えました。(’14年10月にメインブログに統合。)ご訪問ありがとうございます。定期的に訪問される方より検索で来る方の方がずっと多いみたいですが。ブログは’05年6月に1001番からはじめて、以後毎日1個ずつ更新されるようになってました。’07年9月に新譜に追いついてからは、新譜が出るごとに更新していただけで、その後は放置状態に近かったでした。

実は私はあまりECMレーベルのあまりよい聴き手ではないわけで、現在未CD化作品を除く913枚(DVDを含み、複数枚のセットも1枚と数える)が掲載されていますけど、レーベルを本当に極めるには、これだけの枚数があるので、ECMだけを時間のある限り聴いていないと深く探求はできないのでは、と思っています。私がCDを聴けるのは限られた時間でもあるし、他のジャズ/フュージョンも聴いてみたいので、とてもそこまでの境地には至りませんでした。ただ、拙いアルバムコメント(特にECM New Seriesはクラシック/現代音楽なので、より拙いかもしれない)だけれども、12月にECM関連本がドイツ、日本でそれぞれ出るまでは、ここがおそらく日本で唯一の網羅的な資料ではないかと思っています(Wattレーベル、Japoレーベル、Carmoレーベルは手付かずですが)。まあ、何年もかけてコツコツやれば、そう難しくはないことと思います。正直言って、New Seriesを集めはじめるとき、残りの枚数と金額、集める困難さを計算して、やっぱりやめようかとかなり迷いました。ネット通販でほとんど揃うことが、後押しされた要因です。

ブログはジャケット写真もあり、検索性もあるので、そちらはそちらで便利かもしれませんが、ホームページの方(そちらの方が手をつけたのは早かったのですが)にも、「ECMのCD特集のページ」というタイトルで、同じアルバムコメントの文面でECMの番号順に掲載しています。そちらはジャケット写真はないですけど、一覧性はあります。

ブログの方にこれだけアクセスがあるということは、日本にはECMレーベルのあるいはミュージシャンのファンが多いということでしょう。多少なりともその購入の手助けになっていけば、と思っています。現在進行形のレーベルだし、時間とお金の許す限り、追いかけるつもりです。今後のさらなるレーベルの発展を祈りつつ。

(’20年追記)’16年にメインブログに統合後、数年たってまたカウントゼロから始めたので、アクセス数はまだまだ少ないですけれども。

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コメント

工藤さん,こんにちは。私もそれなりのECMファンではありますが,工藤さんには到底及びません。その代わり,本はできるだけ集めるようにはしていますが...。

ECMファンというのはそれなりに日本にも棲息しているようですから,工藤さんのブログはそういう方たちの道標になっているのではないかと思います。是非継続をお願いします。

そのうち,ECMベスト10は厳しいでしょうから,ベスト20ぐらいご提示されてみてはいかがですか?私も企画には乗らせて頂きます。

>中年音楽狂さん

どうもコメントありがとうございます。

最初(’80年代後半)はただ単にECMのジャズCDを国内盤で出たものは全部買う、というきっかけからはじまったのですが、そのうち輸入盤やNew Seriesと手を出しはじめ、今に至っています。いっぺんに端からというのは無理だったでしょうから、集めていく順番など、運が良かったのかもしれません。

最近たくさん新譜が出てくるので少々追いかけるのが大変ですが、気力が続く限り、やっていこうと思います。

ECMのベスト10ですか。私は感受性の強かった時、あるいは何度も聴き返していた時がリアルタイムでは1200-1500番台のあたりなのと、その頃初期の有名盤がCDになっていたので、ベストをやるとすると、初期から1500番のあたりまでにかたまってしまう可能性もありますね(笑)。いずれやってみるのも面白いでしょうね。

工藤さん、こんにちは。

いや〜、隠れECMファンってかなりいるんですね。
オイラは'70〜'80年代は、気に入って聴いていたのですが、
レコードの頃は気にならなかったのですが、CDになってから、
オーディオ・ファンでもあるオイラは、ある日突然、
「これはオイラの考えるジャズの録音ではない!」と
思い立ち、それ以来疎遠になってしまいました(笑)。
当然、好きなミュージシャンは買いますよ、ヴィトウスとか(笑)。
オイラはECMはレコードで集めたいですね。
今後の参考にさせて頂きます。続けてください。

あっ、オイラのブログのアドレスが変わりました。ヨロシク!
http://ameblo.jp/tommy-jazz/

>tommyさん

ECMのファンって、かなりいるようですね。しかもジャズの一部として聴くのではなくて、他のジャンルの音楽を聴きながら、ECMも聴く、というタイプの方も多いようです。自分もまさかそこまでアクセスが多い(4年と数ヶ月かかりましたが)とは思いませんでした。

LPはたしか「エンリコ・ラヴァ/ニュー・ヨーク・デイズ」と「キースジャレット/イエスタデイズ」新作で2種類、本当に久しぶりで比較的最近に出たようです。また、HMV通販ではECM旧作を数十種類、LPで販売しています。ヨーロッパではCDが出た後も、LPが残ってたみたいなので、’80年代後半の頃(もっとあとかな)のものまであったような気がしました。

tommyさんのブログのアドレス変更、了解です。やっておきました。

>ヨーロッパではCDが出た後も、LPが残ってたみたい

CDで聴くECMの音って、レコードよりも硬質なんですよね。
ヨーロッパのみなさんは分っているんですね(笑)。
超ECMマニアはレコード買いツーことですかね?

>ジャズの一部として聴くのではなくて、他のジャンルの音楽を聴きながら、ECMも聴く、というタイプの方も多いようです。

それよく分かります。ジャズのカテゴリーに入れるには、無理があるアルバムがありますからね。ジャズも多様化しているので、前よりは気にならないのですが、最近、特に多い気がします。路線変更?(笑)。
でも、新しいコミュニティーが生まれる予感もします。
やはり、"継続は力なり"ですね!

>tommyさん

私LPはECMのはパット・メセニーの3枚ぐらいしか当時持ってなくて(それに日本盤)、しかもオーディオには無頓着なので、あまり音質の違いは気にしなかったです。でも、確かにジャズの熱気ではなくて硬質な温度感の低さが特徴ですよね。CDだとさらにそれが強調されてしまうのでしょうね。

初期の頃はフリージャズとか目立っていたのですが、だんだんクラシック/現代音楽も出たり、民族音楽のサウンドもあったり、最近ではエレクトロニクスを使ったサウンド(アンビエントって言うんですか?)もあったり。キース・ジャレットのトリオ以外では、4ビートが出る場面もまれですし。

本当はレーベルを体系的に論じられるほど聴きこめばいいのでしょうが、あっちこっちつまみ食いして聴き散らかす性格は直りそうにありません(笑)。

12月にECMのアルバムを網羅した本が河出書房新社から出るそうなので、それを読むのを楽しみにしています。私のECMブログはそれとは別に、拙くとも楽しみながら続けていこうと思っています。

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