Brian Bromberg/Brian Bromberg
ブライアン・ブロンバーグの’93年フュージョン作品を’05年にリマスターして再発されたもの。もうこれでだいたい彼のアルバムが集まったかな、と思ったら、’80年代からアルバムをさらに複数枚出していて、これらはもう入手は困難になってしまっています。まあ、コンプリートを目指すわけではないから、ここまででいいか、と思いますが。当時から作曲やオールラウンド性が目につきます。当時のことらしく、キーボードやドラムスの打ち込みの曲も目立ちますけど、あまり気にならず、むしろ曲の多様性の方が印象深かったですね。まさにスムース・ジャズからハードコアな部分まで持ち合わせていました。
Brian Bromberg/Brian Bromberg(B, Piccolo B, Ds and Key Prog, etc)(Artistry Music)(輸入盤) - Released 1993. Jeff Lorber(Key Ds Prog), Kirk Wharum(Ts), Bill Cantos(Vo), Bob Boykin(Rhythm G), Everette Harp(Ts), Paul Jackson, Jr.(Rhythm G), Marc Hugenburger(P, Key Prog), Joel Taylor(Ds), Lee Ritenour(Rhythm G), Michael Shapiro(Per), Tony Guerrero(Tp), Toots Theilemans(Harmonica), Ivan Lins(Vo), Doug Webb(Ts), Ernie Watts(Ts), Mitchel Forman(Key), Tom Zink(Key), Gary Grant(Tp), Bill Reichenbach(Tb), David Bromberg(Key and Ds Prog), Kenny Rankin(Vo) - 1. Summer Afternoon 2. My Brother 3. Bass Face 4. Her Eyes, Her Heart 5. Tunnel Vision (For Miles) 6. I'll Be Around This Time 7. Intimadage 8. Yo! 9. Bern City 10. Sedona 11. The Blessing 12. Her Eyes, Her Heart (Vocal Version) 13. My Bass
(09/10/03)’05年のリマスター再発盤。6、9曲目以外は、ブライアン・ブロンバーグの作曲または共作。ゲストは曲によって替わり、豪華だけれども、ドラムスやキーボードは打ち込みの曲も多く、少人数での録音の曲も多めです。当時のフュージョンというか、スムース・ジャズの範囲にまで踏み込んでいるような曲調のものもあり、ハードコアな曲から柔らかめな曲まで、いろいろ。フュージョン、ロックから、ラテン&ボッサ的な曲までさまざまで、時にヴォーカルやサックス、ハーモニカなど、飽きさせません。それでも、ここでもピッコロ・ベースでのリード・ギターのような音でせまってみたり、ベースは当時から(彼にはもっと前のリーダー作も複数あり)なかなかいい演奏を聴かせてくれます。13曲目はベース・ソロのみの曲です。
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