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2009/09/28

Resonance/Manfred Schoof Quintet

2093
ECMレーベルが続きますが、一段落。今日も2枚組の再発CDです。もともとは傍系のJAPOレーベルから出たLP3枚を、2曲カットして2枚組CDにしたものです。ただ、収録時間がそんなに長くないので、なぜ曲をカットしたのかは不明。ECMの美意識ってやつかな? またJAPOレーベルのタイトルのディスコグラフィーはネットで検索しても出てくるのですが、曲名まで出ているものがないのと、このアルバムのライナーその他の資料で、どの曲が元々どのLPに入っていたのかが不明です。それは後日しらべてまた資料を整備しなければならないな、と思いました。内容的には時を経て再発されるだけのことはあるな、と思わせるものです。


Resonance/Manfred Schoof(Tp, Flh) Quintet(ECM 2093/94)(輸入盤) - This composition includes material from the albums "Scales", "Light Lines" and "Horisons". Recorded 1976, 1977 and 1979. Michel Pilz(Bcl), Jasper Van't Hof(P, Org), Rainer Bruninghaus(P, Synth), Gunter Lenz(B), Ralf-R Hubner(Ds) - (CD1) 1. Scales 2. Ostinato 3. For Marianne 4. Weep And Cry 5. Flowers All Over 6. Resonance 7. Old Ballad (CD2) 1. Source 2. Light Lines 3. Criterium 4. Lonesome Defender 5. Horizons 6. Hope 7. Sunset

(09/09/27)CD2枚組。JAPOレーベルの「Scales」(JAPO 60013)と「Light Lines」(JAPO 60019)から全曲、「Horisons」(JAPO 60030)から2曲カットされて収録。Manfred Schoofの作曲はCD1の4-5曲目、CD2の3-4曲目以外の全て。ピアノ関係はJasper Van't Hofがメインで、CD1の7曲目、CD2の4-6曲目のみRainer Bruninghausが担当。’70年代の傍系レーベルの音であっても、当時のECMの基調とするサウンドに通じるものがあって、クインテット編成ながら温度感の低い、なおかつ自由度の高めな、時に盛り上がりのあるサウンドが展開しています。グイグイくるフリージャズ的な曲も。リーダーのトランペットはクリアでやはりその自由なフレーズがなかなか素晴らしい。もう一人のフロントがバス・クラリネットなのも印象的。

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