ザッツ・ミー/バーバラ・デイナーリン
このアルバムは’92年10月発売の国内盤です。Enjaレーベルも、この当時はクラウンから出てましたが、その後徳間、ミューザック、そしてコロムビアとワード・レコーズでの併売と、かなり日本での発売元を変えているんですね。しかも、Enjaは輸入盤も含めて廃盤になるのがけっこう早いです。欲しい時に入手しておかないと、中古盤を求めてウロウロということにもなりかねません。Enjaは紙ジャケで数年前に旧譜が何十枚も出ていて、今回CDショップの閉店セールでまとめ買いしてあるのですが、紹介できるのはいつかなあ、なんて思ってます。このバーバラ・ディナーリンのアルバムも参加メンバーから今なら即買い!なんですがもう17年も前のこと。見逃していました。(注)このアルバムは今現在、輸入盤でも国内盤(ちょっと高いですが)でも入手可能です。
ザッツ・ミー/バーバラ・デイナーリン(Enja)
That's Me/Barbara Dennerlein(Org, Synth)(Enja)(中古盤) - Recorded March 3-4, 9 and 10, 1992. Ray Anderson(Tb), Bob Berg(Ts), Mitch Watkins(G), Dennis Chambers(Ds) - 1. Grandfather's Funk 2. Dancing Shoes 3. That's Me 4. Three Hearts 5. Monkology 6. Love Affair - The Ballad 7. Love Affair - Forever And Never 8. One For Miles D. 9. Downtown N.Y.
(09/08/28)8曲目のみメンバーのレイ・アンダーソン作曲で、他の曲は全部バーバラ・ディナーリンの作曲。デニス・チェンバースやボブ・バーグを含め、素晴らしいメンバーが集まっています。レイ・アンダーソンのトロンボーンはEnjaでは有名でかなり個性的だし、ギターのミッチ・ワトキンスもジョン・スコフィールドをさらにもっとロック的にしたようなギターで魅力的。主役のオルガンも、フット・ベースの踏み方がタイムリーかつ音の輪郭がはっきりしていて、ベースレスでもバランス良く聴かせてくれます。曲もいかにもオルガンを使って似合うような曲から、全然オルガンを使った曲らしからぬものまでさまざま。かなり変化に富んでいて、曲の魅力も高い。オリジナルばかりにもかかわらず、曲良し、演奏良しで、けっこうお気に入り。
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