共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Twelve Songs By Charles Ives/Theo Bleckmann/Kneebody | トップページ | Remembrance/John Patitucci Trio »

2009/08/22

Houseplant/Jim Black Alasnoaxis

Jimmouse
Winter&Winterレーベル新譜特集(といっても4月にしかも遅れて購入したわけだけど)4日目で、とりあえずこれで一段落。このジムブラックのグループは5作目で、ジャズやフュージョンというよりは、完全にロックとかポップスとかのサウンドなので、何でこんなに出すのだろうと不思議なのですが、アメリカやヨーロッパではこういうサウンド、ウケているのかもしれません。ほんの少しだけ、フリーがかったり、深そうなサウンドを垣間見せることはありますが、基本はメロディをなぞるようなサックスが目立っていて、かなりシンプルなサウンドではあります。現在進行形のニューヨークシーンのひとつなのですがバリバリのジャズファンには、どうかなあ、といったところ。


Houseplant/Jim Black(Ds) Alasnoaxis(Winter&Winter Music Edition 910 154-2)(輸入盤) - Recorded October 2008. Chris Speed(Ts), Hilmar Jenson(G), Skuli Sverrisson(B) - 1. Inkionos 2. Cahme 3. Houseplant 4. FYR 5. Malomice 6. Littel 7. Elight 8. Naluch 9. Cadmium Waits 10. Adbear 11. Lowers In A Nine Sense 12. Downstrum

(09/08/22) 全曲ジム・ブラックの作曲。このグループ名では5枚目ですけれど、相変わらずロックやポップ色の強いサウンドで、時に変拍子も混ざったりしていて、特徴のあるサウンドをかもし出しています。メンバーや編成はジャズもできる内容ですが、ビートやコード進行の組み合わせがポップのそれで、ジャズっぽさというのは全然なくて、ジャズファンにはちょっと戸惑うアルバムかも。明るい曲、暗めの曲、いろいろとメロディアスではあるんですが。それでいてフリー的に盛り上がるところもほんの少しですがあります。そしてバラードも。まあ、これもニューヨークの先端をいっているサウンドなのでしょう。フロント陣もバリバリに弾きまくるとか吹きまくるということはなくて、比較的メロディやコードに忠実なところが目だっています。

« Twelve Songs By Charles Ives/Theo Bleckmann/Kneebody | トップページ | Remembrance/John Patitucci Trio »

音楽」カテゴリの記事

Winter&Winterレーベル」カテゴリの記事

フュージョン・ファンク」カテゴリの記事

ロック・ポップス」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Houseplant/Jim Black Alasnoaxis:

« Twelve Songs By Charles Ives/Theo Bleckmann/Kneebody | トップページ | Remembrance/John Patitucci Trio »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト