RHYTHMATRIX
クリヤ・マコト率いるラテンやフュージョンのユニットということで、あまりメジャーなレーベルではなかったですけれど、大手通販では簡単に購入できました。やっぱりアレンジやフレーズがカッコいいですね。5曲目のようにゆったりした曲もありますが、基本的にラテンの世界で、ほぼ最初から最後までノリの良い曲が続きます。曲によってはかなりノリノリです。こういうゴキゲンなアルバムを聴いてみるのもスカッとするのでいいですね。オリジナルが半数以上ですけど、あまり既成の曲との境目がないような感じで、知らないで聴いているとラテンの有名な曲が連なっているのかとも思ってしまいます。夏にいいアルバムかも。
RHYTHMATRIX(Music Seraph) - Released 2009. RHYTHMATRIX: Makoto Kuriya(P, Key, Prog), Kiichiro Komobuchi(B), Gennoshin Yasui(Per), - Hiroki Murakami(Ds), Akiko Morishita(Cho), Chako(Cho), Saigennji(Vo, Cho), Keiko Abe Strings(Strings), Wilma De Oliveira(Vo), Kazuhiko Obata(G), Gen Ittetsu Strings(Strings), Ryotaro Shibata(G, Palmas), Ayano(Vo), Kiyotsugu Amano(G), Shu Mtsuyama(Ds), Asako Toki(Cutie Voice, Cho), Karen Aoki(Healing Voice) - 1. Tombo Misturada 2. Berimbau 3. イパネマの娘 4. Don Segundo 5. 素顔のままで 6. Samba De Gato 7. Clockers 8. Dear Tomorrow 9. Rhythmatrix Interlude 10. So Far
基本の3人のユニットに、曲によってゲストが参加という構成。出演者が豪華です。ラテンやボッサの曲に混じってビリー・ジョエル作の5曲目も入り、クリヤ・マコト作曲ないしは共作は4、6-9曲目の5曲とコモブチキイチロウ作曲の10曲目。ただ、どの曲もノリが良かったり、都会的な気分だったりと、日本人が作曲した曲が半分以上入っている感じはあまりしません。クレジットされてないドラムスは打ち込みか。ラテンではヒットしておなじみの1曲目は出だしは変拍子ながら、本編に入るとゴキゲンな4拍子のラテンビートでノリノリ。しかも、随所にフュージョンのキメが織り込まれていて、これまたスリリングでカッコいいアレンジです。やはり「リズマトリックス」のユニット名だけのことはあります。親しみやすくてマニアックな感じ。(09年7月8日発売)
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