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2009/06/24

Saudacoes/Egberto Gismonti

2082
今回ECMレーベルを5枚聴きましたけど、4ビートのジャズはないのは分かってますが、ジャズに近いのはミロスラフ・ヴィトウスのアルバムだけだったかな。今日のエグベルト・ジスモンチのアルバムは1枚目は彼自身は作曲のみで、モロに現代音楽になっているし、2枚目もギターのインプロヴィゼーション度はあるかもですが、クラシックギターでの演奏になるので、いわゆるジャジーな世界とは無縁です。まあ、それでこそ自分でジャンルを切り開いているECMということでもあるんですけどね。このアルバム、CD2枚組で両方とも70分以上収録。聴き通すのは大変かもですが、聴きごたえはあると思います。ジャンルに注意。


Saudacoes/Egberto Gismonti(G)(ECM 2082/83)(輸入盤) - Recorded Augusut 2006, April and May 2007. Camerata Romeu, Zenaida Romeu(Cond), Alxandre Gismonti(G) - [CD1] Sertos Veredas - Tributo A Miscigenacao: 1. Sertos Veredas 1 2. Sertos Veredas 2 3. Sertos Veredas 3 4. Sertos Veredas 4 5. Sertos Veredas 5 6. Sertos Veredas 6 7. Sertos Veredas 7 - Palhaco Na Caravela [CD2] Duetos De Violos: 1. Lundu 2. Mestico & Caboclo 3. Dois Violoes 4. Palhaco 5. Danca Dos Escravos 5. Chora Antonio 7. Zig Zag 8. Carmen 9. Aguas & Danca 10. Saudacoes

(09/06/21)CD1枚目はエグベルト・ジスモンチは作曲(一部共作)のみで、クラシックの弦楽楽団による演奏。なので現代音楽のジャンルに入ると思います。CD2枚目はギターのデュオの演奏。Alxandre Gismontiのソロが4、6曲目、彼の作曲が6曲目。エグベルト・ジスモンチのソロは10曲目で、主に彼の作曲ないしは共作。1枚目は現代音楽でも難解さはあまりなく、それでも西欧的で温度感は低め。ラストに分かりやすいメロディ。CD2枚目は、再演曲もあって、意味過去の再演と現在進行形の彼のギターを聴けるところに意義があるかも。乾いたクラシックギターの音と速いフレーズの技巧がスゴい。ただ、インプロヴィゼーションはあっても、ジャズとは離れたサウンドなので、聴く人を選ぶか。傍系レーベル「Carmo」のマークも。

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