Shared Contemplations/Joe Cohn
Criss Crossレーベル新譜聴き1日目。2月中旬の発売予定が今月1日に3枚やっと届き、しかも残りの1枚はまだ入荷時期未定と、このところのこのレーベル、新譜の入荷が不安定になっています。発売日の1ヶ月以上前に注文しておいたのになあ。まあ、それでもこのレーベルのアルバム、私的にはハズレなしだと思っているので、聴けただけでも良しとしましょう。今回はオーソドックスなギターのアルバム。でもギターはけっこう良いですね。ピアノのピーター・ビーツもかなり実力のある人なので、安心して聴けますね。おなじみのメロディが多く、しかも温かみのあるサウンド。こういうジャズにひたるのもいいですね。
Shared Contemplations/Joe Cohn(G)(Criss Cross 1309)(輸入盤) - Recorded October 6, 2007 and June 16, 2008. Peter Beets(P), J.J. Wiggins(B on 3-6, 8-9), Peter Washington(B on 1-2, 7, 10), Joost Van Schaik(Ds on 3-6, 8-9), Willie Jones 3rd(Ds on 1-2, 7, 10), Dmitry Baevsky(As on 7) - 1. Just One Of Those Things 2. You Turned The Tables On Me 3. I Gotta Right To Sing The Blues 4. I Love You, Samantha 5. Blue Serge 6. Something For Lisa 7. Man With A Horn 8. 49th Street 9. Barbados 10. Danielle
(09/03/08)スタンダード、ジャズメン・オリジナル集で、父親のアル・コーン作も2曲(6、10曲目)。オランダ録音(’07年)とニューヨーク録音(’08年、1-2、7、10曲目)に分かれいて、ベースとドラムスのメンバーが違います。耳によくなじむオーソドックスなジャズギターで快調に飛ばしていて、スローな曲もけっこういい感じで和みます。テンポのよい曲はノリも良く、暖色系でバリバリとサウンドを奏でています。ピーター・ビーツのピアノのサポートは相性が良く、安定したピアノで安定したギターを支えているという構図です。この2人がいわば主役を演じていて、ハードバップ的な展開なので、リズムの2人のメンバーが曲によって替わっても、割と自然な感じでつながっていきます。アルト・サックスもバラードの7曲目のみに参加。
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» Joe Cohn Shared Contemplations [JAZZとAUDIOが出会うと。。。]
本盤はPeter Beets盤(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/60052405.html)でのJoe Cohnの好演に惹かれリーダー作を見つけて思わず購入してしまった次第であります。
Peter Beets盤のリリースが昨年9月のリリース。このリーダー作は2009年2月のリリースだったものとなります。
メンツは以下の通り、そのPeter Beetsをピアニストにむかえてのカルテットが基本となっています。
そして、1曲だけアルトサックスが加わった曲が..... [続きを読む]
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Joe Cohnは、多彩な曲調のなかソロもバッキングも上手い演奏を聴かせるなぁと(^^)
おっしゃる通り、Peter Beetsとの相性も良い感じで、双方が双方をたてる演奏というか、良い関係なんだなと感じさせる演奏でした。
コメントありがとうございます。逆TBさせていただきます。
投稿: oza。 | 2011/04/10 07:16
>oza。さん
TBどうもありがとうございます。
Criss Crossの中では割とオーソドックスなジャズをやっているなあ、というサウンドですが、メンバーがメンバーだけに、かなり納得させる演奏を聴くことができました。特にピーター・ビーツの参加は強力でした。
投稿: 工藤 | 2011/04/10 09:54