Early Songs/Lage Lund
Criss Crossレーベルの9月発売の3作のうち、やっと3枚目が届きました。今日現在(’08年11月30日)未だにAmazonやHMV通販では入手困難が続いていて、某通販CDショップで在庫有りとの情報を得て、注文したものです。ある程度人気のあるレーベルとはいっても、そんなに全国からの注文枚数は多くないはずだと思うので、プレス枚数が少なかったか、流通経路のどこかに欠陥があるのかと思います。8月に予約注文したのに9月下旬の発売で入手できなかったとは。でも、このアルバム、2ヶ月以上首を長くして待っていただけのことはありました。現代ジャズをお好きな方には、いいアルバムだと思います。
Early Songs/Lage Lund(G)(Criss Cross 1307)(輸入盤) - Recorded October 24, 2007. Marcus Strickland(Ts, Ss), Danny Grissett(P), Orlando LeFleming(B), Kendrick Scott(Ds) - 1. Scrapyard Orchestra 2. Poppy 3. You Do Something To Me 4. Vonnegut 5. Around The World In A Bottle 6. Quiet Now 7. Celia 8. The Incredibly Profound Song
(08/11/30)8曲中5曲(1-2、4-5、8曲目)がラージュ・ルンドのオリジナルで、他はスタンダードとジャズメン・オリジナル。現代ジャズとしていいメンバーです。ギターも「今」を伝えるサウンド。少し浮遊感がありながらもドラマチックで盛り上がりもある、ソロを交代しながら12分もの演奏が続く1曲目、8分の6拍子や4分の4拍子を織り交ぜつつ、温度感が低いも、フレーズの密度もある2曲目、アップテンポで軽やかにスタンダードを奏でていく3曲目、ファンクのリズムの上を踊りまわるソロ楽器、後半はボッサ的な4曲目、浮遊感のあるややしっとり系、中盤が4ビートの5曲目、ギターでじっくりと奏であげるバラードの6曲目、唯一オーソドックスなアップテンポの4ビートジャズの7曲目、基本が4ビートながら今の味付けの8曲目。
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