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2008/02/13

January/Marcin Wasilewski Trio

2019
ECMレーベル新譜聴き2日目。と言いつつ、このあたりのアルバムはもう出てから2週間以上は経っていると思うので、ホカホカの新譜ではなくなってしまいましたけど。ピアノ・トリオは思いっきり4ビートでドライヴしなければ、と思う人には縁のない、というか対極にあるアルバムで、ヨーロッパ的なビート感のない流れるような曲とか、自由度の高い曲とか、そういうのが目立っています。ビートはあっても4ではなくポップビートだったり(4曲目)。でもそういう方面のピアノ・トリオが好きな方々にはけっこう高評価だったりするようですね。私も好みのアルバムの1枚になりました。


January/Marcin Wasilewski(P) Trio(ECM 2019)(輸入盤) - Recorded February 2007. Slawomir Kurkiewicz(B), Michal Miskiewicz(Ds) - 1. 1. The First Touch 2. Vignette 3. Cinema Paradiso 4. Diamonds And Pearls 5. Balladyna 6. King Korn 7. The Cat 8. January 9. The Young And Cinema 10. New York 2007

(08/02/11)Marcin Wasilewski作が4曲(1、7-9曲目)、3人のインプロヴィゼーションが10曲目で、他にゲイリー・ピーコック作(2曲目)、エンリオ・モリコーネ作(3曲目)、トーマス・スタンコ作(5曲目)、カーラ・ブレイ作(6曲目)など。出だしの3曲とタイトル曲の8曲目は、どの曲もオリジナルのようなある種の静けさ、クリアーさ、ヨーロッパ的なビート感のない流れていくようなサウンドで、美しいメロディが漂うようにせまります。そこから傾向は異なっていき、4曲目は何とプリンスの曲で、ビート感を付け足した明るいポップな味付けがある、彼らの音楽。5曲目はミステリアスなエキゾチックさがあり、6曲目は部分的にオーネット的な変幻自在なサウンド。7、9曲目のあたりもややピリッとしていい感じ。10曲目は作曲と同等の小品。

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