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2007/08/22

Vossabrygg/Terje Rypdal

1984
今日はテリエ・リピダルのアルバムですが、今までのクラシック指向やプログレ指向とは違って、なぜかマイルス指向、という点が興味深いです。トランペットにマイルス・デイヴィスと共演、アルバムを作ったことのあるパレ・ミッケルボルグを起用しています。サウンドも、打ち込みやサンプリングなど、今のサウンドの曲もありますが、1曲目などは、何となく懐かしいエレクトリック・サウンド。ただ、それでもギターが前面に出ている場面は多いような気がします。そして10曲全部つながっているように感じるのは、編集なのか、実際につながっているのか、もう少し聴きこんでみないと。レーベルとしてはなかなか面白いアルバムかも。


Vossabrygg/Terje Rypdal(G)(ECM 1984) - Recorded April 12, 2003. Palle Mikkelborg(Tp, Synth), Bugge Wesseltoft(Key, Synth), Stale Storlokken(Org, Key, Synth), Marius Rypdal(Electronics, Samples, Turntables), Bjorn Kjellmyr(B), Jon Christensen(Ds), Paolo Vinaccia(Ds) - Vossabrygg Po.84 1. Ghostdancing 2. Hidden Chapter 3. Waltz For Broken Hearts/Makes You Wonder 4. Incognito Traveller 5. Key Witness 6. That's More Like It 7. De Slagferdige 8. Jungeltelegrafen 9. You're Making It Personal 10. A Quiet Word

ライヴ録音で、全曲テリエ・リピダル作曲。マイルス・デイヴィス、特に「ビッチェズ・ブリュー」と、その共演者に捧げられた音楽、とのこと。キーボードやオルガンの使い方など、まさに。特に18分もの1曲目が雰囲気が、渋い当時のエレクトリック・サウンドに近く、そこにギターが盛り上げていきます。カッコ良さのあるはっきりしたビートを持つ2曲目、エレクトリックなスペイシーさを持つバラードの3曲目、サンプリングを大胆に取り入れたと思われる4曲目、小品ですが緊張感のある5曲目、抑制された懐かしいドラマチックなエレクトリック・サウンドの6曲目、ドラムスのみの小品の7曲目、それプラステンポの良いリズムとトランペットの8曲目、重いベース音と牧歌的なメロディからハードになる9曲目、静かに漂っていく10曲目。(06年3月15日発売)

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