共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« Raccolto/Stefano Battaglia | トップページ | Johann Ludwig Trepulka/Norbert Von Hannenheim/Klavierstucke Und Sonaten/Herbert Henck »

2007/07/23

Symphony No.6/Valentin Silvestrov

1935 旧ソビエト連邦系の現代音楽家の作品。どうしても20世紀現代音楽は無調が入り込むので、分かりやすいメロディがほとんどないのですが、サウンドの流れで聴いていると、流されるように時間の移動があって、心の中の色調がアルバムの色に染まっていくような、そんな感じもします。それにしても、ECMは現代音楽の録音には熱心ではあります。むしろヨーロッパなどでは売れているんじゃないでしょうか。そんな気がしています。

 

Symphony No.6/Valentin Silvestrov(ECM New Series 1935)(輸入盤) - Recorded June 2005. SWR Stuttgart Radio Symphony Orchestra, Andrey Boreyko(Cond) - 1-5. Symphony No.6

(07/05/20)Valentin Silvestrovは20世紀ウクライナのキエフ出身の現代音楽家。この曲は’94-95年の作曲。堂々たるシンフォニーですが、やはり現代音楽なので、空間があり、親しみやすいメロディというわけでもなく、どちらかというと暗くて重く、温度感が低い感じの演奏になっています。ただ、中盤あたりの展開がゆったりと叙情的で、メロディアスでないながらも美しい感じがしました。やっぱりロシア地方の気候を感じさせる音楽。

 

« Raccolto/Stefano Battaglia | トップページ | Johann Ludwig Trepulka/Norbert Von Hannenheim/Klavierstucke Und Sonaten/Herbert Henck »

音楽」カテゴリの記事

ECMレーベル」カテゴリの記事

クラシック・現代音楽」カテゴリの記事

ECM1901-1950番」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Symphony No.6/Valentin Silvestrov:

« Raccolto/Stefano Battaglia | トップページ | Johann Ludwig Trepulka/Norbert Von Hannenheim/Klavierstucke Und Sonaten/Herbert Henck »

Amazonへのリンク

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online
2023年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト