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2007/07/31

L'imparfait Des Langues/Louis Sclavis

1954
今日はルイ・スクラヴィスです。ECMだけではなくていろいろなレーベルからCDを出している好きなミュージシャンですが、とりあえず、ECMから出ているものは確保。フランスの現代ジャズを象徴するようなサウンドで、個人的には好きですが、いわゆる4ビートジャズというよりは、インプロヴィゼーション主体ではありますけれど現代音楽に近いような要素を持っています。それゆえ、ちょっと難解なイメージを感じるのも止むを得ないところか。今回はエレクトロニクスやエレキギター、サンプリングやキーボードの参加があって、ベースレス。ドラマチックではあるものの、やはり個性的なサウンドではありますね。


L'imparfait Des Langues/Louis Sclavis(Cl, Bcl, Ss)(ECM 1954)(輸入盤) - Recorded April 2005. Marc Baron(As), Paul Brousseau(Key, Sampling, Electronics, G), Maxime Delpierre(G), Francois Merville(Ds) - 1. Premier Imparfait (a) 2. L'idee Du Dialecte 3. Premier Imparfait (b) 4. Le Verbe 5. Dialogue With A Dream 6. Annonce 7. Archeologie 8. Deuxieme Imparfait 9. Convocation 10. Palabre 11. Le Long Du Temps 12. L'ecrit Sacrifie 13. Story Of A Phrase 14. L'imparfait Des Langues

(07/03/06)1、3曲目がデュオのインプロヴィゼーションで、9曲目以外はLouis Sclavisの作曲。56分に14曲。小品も多く、小編成の場合が多いです。インプロヴィゼーション、民族音楽、映画音楽やフレンチ、アヴァンギャルドの要素がある曲まで、さまざま。ベースレスの、曲によってはエレクトロニクスが入り、出てくるサウンドも特徴的。やや勢いのある哀愁を含んだメロディからどんどんアヴァンギャルドになる2曲目、マイナーなメロディの循環があると思ったらフリーっぽい場面も見せる4曲目、浮遊感を持ちつつ進む5曲目、無機的な繰り返しのメロディから後半8ビートになる7曲目、途中からけっこう飛ばす10曲目、ゆったり牧歌的な11曲目、ロックのような重量のあるリズムの13曲目、やや沈み系のタイトル曲の14曲目。

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