Joined At The Hip/Bob James & Kirk Whalum
ボブ・ジェームス共演・参加作コメント手直し聴き11日目にして終了。サックスとの共演アルバムというと、自分にとってはデヴィッド・サンボーンとの「ダブル・ヴィジョン」が影響を受けやすい時期に聴いているため、やっぱりそのアルバムの方が印象が強いのですが、今回このアルバムを聴き返してみて、カーク・ウェイラムもなかなかやるな、と思いました。単にメロディアスではなくて、ある程度アグレッシヴなフレーズも垣間見せつつ、盛り上げ方がうまいな、と思いました。このあたりにリリースされたアルバムって、当時は忙しくてあまり聴いていなかったこともあります。今回久しぶりに聴いてみて、割と良かったでした。
Joined At The Hip/Bob James(Key) & Kirk Whalum(Sax, Vo)(Warner Bros) - Released 1996. Chris Walker(B), Billy Kilson(Ds), Jeff Golub(G), Leonald "Doc" Gibbs(Per on on 2-5, 9), Hiram Bullock(G on 2, 5, 8), Hilary James(Vo on 5), etc - 1. Soweto 2. Kickin' Back 3. Out Of The Cold 4. Deja Blue 5. Midnight At The Oasis 6. Tell Me Something Nice 7. Tour De Fourths 8. The Ghetto 9. The Prayer
カーク・ウェイラムとの名義によるアルバム。あまりバリバリとは吹かないテナーサックスですが、メロディアスなのでマッチしています。ボブ・ジェームス作は4曲(2、4、6-7曲目)、カーク作は3曲(1、3、9曲目)。渋いマイナー系統のレゲエで朗々と歌い上げていく1曲目、細かいキメが多く複雑だけれど心地よいファンクビートの2曲目、割とタイトなリズムの上を踊るサックスとキーボードの3曲目、マイナーで浮遊感のあるゆったりしたテーマとソロの4曲目、ヴォーカル入りのゴキゲンなポップスでせまる5曲目、徐々に盛り上がる切ないバラードの6曲目、ウキウキするようなファンクリズム、時に4ビートで盛り上げる7曲目、タイトなファンクとコーラスで盛り上げる8曲目、タイトルどおり、もしくはやや明るめのバラードの9曲目。
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