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2007/07/20

Folio/Barry Guy

1931 バリー・ガイといえば、ヨーロッパ・フリーのベーシストでは有名なんだそうですが、インプロヴィゼーションが半分弱あるにしても、ジャズには全然聴こえず、やっぱりこれらをふくめて現代音楽として聴くべきアルバムかな、と思いました。かなりシリアスなので、ここでのメインの読者の、ジャズファンには全然接点がなさそうなアルバムだと思います。ただネットで調べてみると、彼のこういう傾向の音楽の熱心なファンというのもいるようですね。

 

Folio/Barry Guy(B)(ECM New Series 1931)(輸入盤) - Recorded February 2005. Maya Homburger(Baroque Vln), Muriel Cantoreggi(Vln), Munchener Kammerorchester, Christoph Poppen(Cond) - 1. Improvisation 2. Prelude - Ortiz 1 - Postlude 3. Folio Five 1 4. Improvised Commentary 6. Folio Five 2 7. Improvised Commentary 8. Folio Five 3 9. Improvised Commentary 10. Folio Five 4 11. Improvised Commentary 12. Folio Five 5 13. Memory 14. Ortiz 2

(06/01/25)ベースのインプロヴィゼーションが1、3、9曲目、バロック・バイオリンとベースのインプロヴィゼーションが5、7、11曲目にあって、現代音楽からECM的なインプロヴィせーションを指向しているように感じます。かなり硬質。オーケストラとの共演で21分にわたるドラマチックな展開の2曲目と、中心の「Folio Five」シリーズ。やや前衛的でもあり硬質で冷たい感触がつきまとい、かなりシリアスな現代音楽である事をうかがわせます。

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