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2007/07/11

Carnegie Hall Concert/Gerry Mulligan & Chet Baker

Carnegie
ボブ・ジェームズ共演・参加作コメント手直し聴き3日目。今日のアルバムの目玉はやっぱり、私が知る限りですが、一番早いジョン・スコフィールドの参加した録音ということではないかと。まあ、あまり露出度は高くないですけれど、それでもソロは彼にもまわってくるわけで、彼の個性的なギターの萌芽のようなものはみられます。そういう意味では貴重なアルバムではないかな、と思います。それにしてもCTIといえばクロスオーヴァーのイメージだったのですが、この3日間は割と4ビートジャズ的なもの(特に昨日と今日)のアルバムを聴きました。ちょっとCTIのイメージも変えなければな、と思った今日でした。


Carnegie Hall Concert/Gerry Mulligan(Bs) & Chet Baker(Tp)(CTI) - Recorded November 24, 1974. Bob James(Key), John Scofield(G), Dave Samuels(Vib), Ron Carter(B), Harvey Mason(Ds), Ed Byrne(Tb) - 1. Line For Lyons 2. Song For An Unfinished Woman 3. My Funny Valentine 4. Song For Strayhorn 5. It's Sandy At The Beach 6. Bernie's Tune 7. K.4 Pacific 8. There Will Never Be Another You

ジェリー・マリガン作の曲が5曲(1-2、4-5、7曲目)あるので、おそらく彼が中心。若き日のジョン・スコフィールドが演奏していて、オーソドックスですが、独特のタイム感覚とアウトぎみのフレーズは少し芽生えていました。ややアップテンポでのメロディアスな4ビートで、けっこう楽しくさせてくれる1曲目、哀愁があってボッサ的な8ビートリズム、時にラテンビートを刻む2曲目、有名な曲を渋めなバラードで演奏している、印象の強い3曲目、しっとりしつつもメロディアスでやや温かいバラードの4曲目、アップテンポでラテン的でもあり、突き進む5曲目、アップテンポで純4ビートジャズの底力を見せる5曲目、出だしのテーマはボッサのようで、途中はアップテンポの4ビートの6曲目、チェット・ベイカーのヴォーカルが印象的な8曲目。

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