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2007/06/18

Tigran Mansurian/Ars Poetica

1895

ティグラン・マンスリアンの曲のアルバム。ライヴ収録で、合唱団のア・カペラでの演奏です。合唱団というと、やはり宗教音楽を連想させますが、ここでは、そのように聴こえつつも、アルメニアの民族的な血を感じさせつつ、現代音楽の方に寄り添ったり、そうでもなかったり。判断に迷う曲も多いですけど、アルバムコメントにもある通り、「教会音楽としては、まさに紙一重のところにあるサウンド」という感じになっています。なかなか聴く方も書く方も表現が難しいですね。

 

Tigran Mansurian/Ars Poetica(ECM New Series 1895)(輸入盤) - Recorded Jun 6, 2003. Armenian Chamber Choir, Robert Mlkeyan(Cond) - Ars Poetica Part 1. 1-3 Three Night Songs - Night - Insomnia - Anxiery Part 2. 4-6. Three Portraits Of Woman - Your Enamel Profile - The Rainbow - Manon Lescaut Part 3. 7-9 Three Autumn Songs - The Wind - Japanese Tankas - Song Of Autumu Part 4. And Silence Decsends

(06/08/12)Tigran Mansurianは20世紀アルメニアの現代音楽家。これはライヴ録音で、Yeghishe Charentsの詩に基づいた曲とのこと。ア・カペラが静かな場面から徐々に浮かび上がってくる、宗教音楽のようでいて冷たさと鋭さのあるコーラスが、何とも言えない民族的な血を感じます。8曲目は日本の短歌にインスパイア(?)された曲とのこと。荘厳な教会音楽として見てもいいのかどうか、まさに紙一重のところにあるサウンド。

 

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