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2007/06/09

The Weeping Meadow/Eleni Karaindrou

1885

エレニ・カラインドルーのアルバムで、映画音楽。彼女の曲は映画監督テオ・アンゲロプロスの作品に使われることが多く、この「The Weeping Meadow」もやはり重く、哀愁が漂っているのが特徴です。哀愁の世界にも細かく分かれている表現があって、まあ、ワンパターンといえばそうなのかもしれませんが、彼女の曲はいつ聴いてもその感覚が満載で、時々聴きたくなっています。特にこの映画音楽に使われている曲は、そう感じます。

 

The Weeping Meadow/Eleni Karaindrou(P)(ECM New Series 1885)(輸入盤) - Recorded June 2003. Maria Bildea(Harp), Renato Ripo(Cello), Konstantinos Raptis(Accordion), Socratis Sinopoulos(Constantinople Lyra), Vangelis Skouras(French Horn), Sergiu Nastasa(Vln), Angelos Repapis(B), Hellenic Vocal Ensemble, Antonis Kontogeorgiou(Director), La Camerata, Athens(String Orchestra) - 1. The Weeping Meadow 2. Theme Of Uprooting 1 3. Waiting 1 4. Memories 5. The Tree 6. Young Man's Theme 1 7. The Weeping Meadow 2 8. Theme Of Uprooting 2 9. Waiting 2 10. The Of The Uprooting 11. Preyer 12. The Tree 13. On The Road 14. Young Man's Theme 15. Theme Of Uprooting 3 16. The Weeping Meadow

(04/03/10)ギリシャの映画監督テオ・アンゲロプロスの作品「泣いている牧草地(開墾地)」とでも訳すのか、かなりシリアスな作品のようで、哀しげなテーマが形を変えて何度も演奏されます。オーケストラだったり、アコーディオンだったり、合唱だったり。やはり東方ヨーロッパの、その短調のメロディが深く心に突き刺さってきます。その重さ、深さは、嘆き、苦しみから祈りにまで達するような、音世界。それが、ずっと、最初から最後まで。 (05年3月23日発売)

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