4/Fourplay
ボブ・ジェームス(フォープレイ)の旧譜コメント手直し聴き10日目。これでリーダー作に関しては全部終わりました。ここでフォープレイのギタリストがチェンジしていますけれど、ラリー・カールトンも方向性が少し違うとはいえ、リー・リトナーから交替しても全然遜色のないギタリストです。もう、今までの時間で考えると、ラリー・カールトンの在籍の方が長くなってしまいましたね。個人的には彼のほうが好きなタイプ。でも、やっぱりスムースジャズってコメントが難しいです。ある程度冒険的なフレーズやサウンドはあるにしても、基本的には聴きやすいサウンドを目指しているので。でも、このグループのサウンドは上質で、どのアルバムをとってもハズレがないことだけは確かですね。
4/Fourplay(Warner Bros) - Released 1998. Bob James(Key), Nathan East(B, Vo), Larry Carlton(G), Hervey Mason(Ds), Kevyn Lettau(Vo), El DeBarge(Vo), Kenneth "Babyface" Edmonds(Vo), etc. - 1. Still The One 2. Little Foxes 3. Sexual Healing 4. Charmed I'm Sure 5. Someone To Love 6. Rio Rush 7. Piece Of My Heart 8. Slow Slide 9. Vest Pocket 10. Swamp Jazz 11. Out Of Body
ギターがリー・リトナーからラリー・カールトンに交替して、ところどころ泣きを見せるブルージーなギター・サウンドはより好みに。ただし、サウンド全体は以前のアルバムから基本的には同じ路線が続いている気も(アコースティックやエレ・アコのギターの使用も)。3曲目以外は各メンバーの作曲ないしは共作で、11曲目はボーナストラック。やはり大御所が余裕をもって演奏する、聴きやすいスムース・ジャズというのが前面に出ているのはいつもと同じ。この時代、打ち込みではないサウンドでじっくり聴かせてくれる、そしてBGMでもジャマにならない、時々冒険のあるサウンドがいい感じ。3曲目はマーヴィン・ゲイ作で黒っぽいヴォーカル・サウンドがいい雰囲気。ヴォーカルというかコーラスも何曲かで入って大人の雰囲気です。
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