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2007/05/20

Up For It/Keith Jarrett, Gary Peacock, Jack DeJohnette

1860

キース・ジャレットのスタンダーズのアルバム。ここまで何枚アルバムが出たのかまでは数えていませんが、どれを聴いても飽きさせず聴かせてくれるという点では、最高のピアノ・トリオのひとつではないかと思っています。やはりそれでもキースが導入部でピアノで提示して、それを即興的に曲に他の2人が入り込んでいく、というのは、ずーっと同じですが、そこにマンネリを感じさせない何かがあると思います。それにしても、曲もいいし、ラストの後半だけオリジナルだけど、それも自然に入り込んでいるし、なかなかいい感じで聴けます。

 

Up For It/Keith Jarrett(P), Gary Peacock(B), Jack DeJohnette(Ds)(ECM 1860) - Recorded July 16, 2002. - 1. If I Were Bell 2. Butch & Butch 3. My Funny Valentine 4. Scrapple From The Apple 5. Someday My Prince Will Come 6. Two Degrees East, Three Degrees West 7. Autumn Leaves - Up For It

久しぶりにラスト(メドレー後半)の曲のみ突き進んでいくオリジナルで、あとはスタンダードの構成。彼らとしてはオリジナルだろうとスタンダードだろうとマイ・ペースで演奏しているだけなのだと思いますが、また再び分かりやすいメロディの世界に戻ってきてくれたのがうれしい。映像作品まで含めると、今回の初出のスタンダードは4、6曲目のみ。ただ、今回のヴァージョンの再演曲も決して飽きさせることなく聴かせてくれます。1-2曲目で明るめな面でせまってきたと思ったら、3曲目のしっとり感の高い面でも見事に心に入り込んできて、盛り上がっていきます。4曲目もピアノもスゴいですが、キース・トリオ独自のサウンドが出来上がっています。6曲目はブルース。そしておなじみ7曲目前半「枯葉」も心地良く聴く事ができます。(03年5月21日発売)

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