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2007/05/23

Universal Syncopations/Miroslav Vitous

1863

ミロスラフ・ヴィトウスの久しぶりのECMンおリーダー作。ヤン・ガルバレク、チック・コリア、ジョン・マクラフリン、ジャック・ディジョネット等、有名なミュージシャンで固められていて、ベースも元気で走り回っているようにフレーズが出てくるし、なかなかすごいアルバムです。それでも知名度が今ひとつのような気がして、聴いていただけたらいいなあ、と思っています。3年かけて録音しているのは、ヴィトウスが本業の音楽の講師で忙しかったからか。その後にこの第2作が出るので、この2枚はなかなかの注目作だと思います。

 

Universal Syncopations/Miroslav Vitous(B)(ECM 1863) - Recorded March 2000 - March 2003. Jan Garbarek(Ss, Ts), Chick Corea(P), John McLaughlin(G), Jack DeJohnette(Ds), Wayne Bergeron(Tp), Valerie Ponomarev(Tp, Flh), Isaac Smith(Tb) - 1. Bamboo Forest 2. Univoyage 3. Tramp Blues 4. Faith Run 5. Sun Flower 6. Miro Bop 7. Beethoven 8. Medium 9. Brazil Waves

全曲ミロスラフ・ヴィトウスの作曲か共作(7-9曲目)。とにかくスゴいメンバーです。2-4曲目にはブラスセクションが入りますが、他の曲もコアのメンバーがクインテット編成とは限らなくて、あまりテクニックにこだわるわけ(時折り見せますが)でもなく、それでいて印象を残してくれる演奏。10分を超える2曲目は全員が揃っていますが、ECMにしては元気な、余裕のあるECM流のジャズ(4ビートではない)を見せつけています。やはり温度感は低め。3曲目はサックスとのトリオ+ブラスで珍しくブルース。ペースが速くスリリングにせまる4曲目、自由な展開ながらもECM流ジャズスピリットあふれる5-6曲目。サックスとベースの掛け合いが印象的なトリオでの7、9曲目。ドラムスとのデュオでのインプロヴィゼーションの8曲目。(03年10月1日発売)

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