ムービーズ・トゥー/フランコ・アンブロゼッティ
Enjaの旧譜で、興味深い再発がまたまたあったので、購入。何といっても、ジョン・スコフィールド、ジェリ・アレン、グレッグ・オズビーの参加と、ベースとドラムスも名の知れた人たちのアルバムなので、買わずにはいられませんでした。内容も、それぞれの個性のぶつかり合い、という感じで面白かったです。このアルバム、以前新譜時代に国内盤で発売されていた(’88-89年ごろ?)のですが、その当時はこういうメンバーの取り合わせの妙というのが分からなくて、チェックしませんでした。決まりきったアルバムばかりが再発される中、こういうアルバムも時々再発されるので、やっぱりこまめにチェックしないとですね。
ムービーズ・トゥー/フランコ・アンブロゼッティ(Flh)(Enja)
Movies, Too/Franco Ambrosetti(Flh)(Enja) - Recorded March 22 and 23, 1988. John Scofield(G), Greg Osby(Ss, As), Geri Allen(P), Michael Foemanek(B), Daniel Humair(Ds) - 1. My Man 2. Angel Eyes 3. Theme From Superman 4. Theme From Peter Gun 5. Cinderella's Waltz 6. What's New Pussycat 7. God Bless The Child 8. Steppemwolf
スゴいメンバーによる映画音楽集第2弾。映画音楽も意識してますが、より自由なサウンド。かなり個性的なメンバー達で、ジェリ・アレンはフリー、グレッグ・オズビーはM-BASE真っ只中という感じ。しっとりゆっくりと語り合いながら、哀愁をふりまいているバラードの1曲目、ちょっと意表をついたアレンジと、バリバリジャズしている2曲目、アップテンポの4ビートでアグレッシヴなアプローチをしている3曲目、原曲の8ビートとベース音を意識したグイグイと進んでいく4曲目、ピアノとのデュオで優しいメロディの小品の5曲目、途中からテンポも良くなってメカニカルな浮遊感を伴いつつ進む6曲目、バラードからミディアムで朗々としたフレーズが続く、ソロが楽しみな7曲目、ややアップテンポでメロディもモーダルな雰囲気もある8曲目。(07年3月21日発売)
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