Riddle Of The Sphinx/Mark Gross
久しぶりのいただきものCDをここで紹介します。マーク・グロスという名前は初めて聞いたけれども、サイドで何人か知っているミュージシャンが。本文でも書いてあるけれど、何曲かでウードが参加したり、パーカッションがどちらかというとインド系(中近東系?)だったりと、エキゾチック、モーダル、スピリチュアルと3拍子揃っています。各曲のタイトルからして、もうそういう感じが漂ってきますね(笑)。まあ、こういう方面も嫌いではないので、けっこう楽しめました。この中でいちばんジャズっぽかったのは7曲目。デュオのバラードの8曲目もソフトな感じではありました。他の曲は全てあちら側系?
Riddle Of The Sphinx/Mark Gross(As. Ss)(J Curve Records)(輸入盤) - Recorded April 19 and 20, 1999. Mulgrew Miller(P), Brian Blade(Ds except 8, 9), Darryl Hall(B except 8), Joe Locke(Vib on 1, 5, Narimba 2, 3, 9), Khalil Kwame Bell(Per except 8), John LaBarabara(Oud on 1, 5, 9) - 1. Valley Of The Dry Bones 2. Moses In Egypt 3. Eastern Joy Dance 4. Lullaby Of Isfahan 5. Riddle Of The Sphinx 6. The Desert Sands Of Cairo 7. Black Nile 8. Isfahan 9. Marabi 10. The Red Sea
(07/03/21)Mark Gross作は10曲中5曲(1-2、5-6、10曲目)で、他はジャズメン・オリジナルが多い。モーダルでエキゾチック、スピリチュアルな印象です。エキゾチックさが前面に出ている1曲目、モーダルに攻めながら進行していくピアノのメカニカルさがいい2曲目、マルグリュー・ミラー作のモーダルさとメロディアスな部分を併せ持つ8分の6拍子の3曲目、ケニー・ギャレット作のスピリチュアルなバラードの4曲目、思いっきり中近東風味なタイトル曲の5曲目、異国情緒や浮遊感のあるボッサといった感じの6曲目、ウェイン・ショーター作のこの中ではけっこうジャズしている7曲目、ピアノとのデュオでエリントンナンバーを奏でる8曲目、キャノンボール・アダレイ作が中近東音楽のような9曲目、最後までこの方向の10曲目。
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