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2007/03/31

Invisible Nature/John Surman & Jack DeJohnette

1796

ジョン・サーマンとジャック・ディジョネットの競演作。シンセサイザーも使いながら、ホーン楽器を同時に吹き、そしてドラムスも寄り添うように合わせるという、こういうことをライヴでもやっています。この時期になると、シンセサイザーも進んできて、演奏に同期、またはシンセに合わせることで、同時演奏が可能になっています。おそらくはこの打ち込みに合わせて、2人がインプロヴィゼーションを進めていくのだと思いますが、それでも、サーマンのメロディを吹いていくようなフレーズは相変わらずで、分かりやすいものだと思います・

 

Invisible Nature/John Surman(Ss, Ts, Bcl, Synth) & Jack DeJohnette(Ds, Per, P)(ECM 1796) - Recorded November 2000. - 1. Mysterium 2. Rising Tide 3. Outback Spirits 4. Underground Movement 5. Ganges Grooves 6. Fair Trade 7. Song For World Forgiveness

デュオでのライヴ録音。最後の曲のみジャック・ディジョネットの曲で、残りは2人の共作となっています。1曲目は淡々と進んでいく哀愁の漂う15分台の曲ですが、サックスとドラムスのデュオだけでなく、シンセサイザーやシンセ・ベースの音なども重ね合わされています。そして、けっこうハードで縦横無尽に2人で飛びまわっている2曲目、ドラムスも歌って2人でメロディを奏でていくような3曲目、デュオながらタイト(?)にタテノリを基調として進んでいく4曲目、エレクトリック・パーカッションがエキゾチックな響きを持つ5曲目、バリトンサックスとドラムスが爆発している6曲目、ディジョネットのピアノとバスクラリネットのデュオが美しい7曲目。その場のインプロヴィゼーションの曲もあれば、練られた曲もあるような感じ。(02年3月21日発売)

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