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2007/03/20

Hyperion with Higgins/Charles Lloyd

1784

チャールス・ロイドのリーダー作。前作「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」と同じ時の録音。あまり残りテイクという感じはしないので、元々2枚出すつもりだったのだと思います。そして、ビリー・ヒギンズが亡くなったので、その追悼の意味もあって、ということかなあと。メンバー的には最高のメンバーだし、曲も全作ロイドのオリジナルだしで、前作に続き、なかなか素晴らしい演奏を聴かせてくれています。さすがにこれだけのメンバーだと、2枚分一気に録音したのも、うなずけます。実際のところ、どちらも甲乙つけがたいです。

 

Hyperion with Higgins/Charles Lloyd(Ts)(ECM 1784) - Recorded December 1999. Billy Higgins(Ds, Per), John Abercrombie(G), Larry Grenadier(B), Brad Mehldau(P) - 1. Dancing Waters, Big Sur To Bahia 2. Bharati 3. Secret Life Of The Forbidden City 4. Miss Jessye 5. Hyperion With Higgins 6. Darkness On The Delta Suite 7. Dervish On The Glory B 8. The Caravan Moves On

前作「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」と同じ時の録音で、その後亡くなったビリー・ヒギンズに捧げられたアルバム。全曲チャールス・ロイドのオリジナル。1曲目はサブタイトルに(フォー・ジルベルト・アンド・カエターノ)とありますが、ボッサ色というよりはしっとり感のある哀愁路線かも。サックスやピアノが心地良いゆったりめのリズムの上を舞う2曲目、テーマ部はともかく、穏やかながら4ビートが基調のジャズを演奏している3曲目、3連系の4ビートの部分もある4曲目、ECMでは珍しく熱い系統のジャズの5曲目、ドラマチックに展開する12分台の組曲の6曲目、陽気なテーマとアドリブの7曲目、ドラムスのタムタムが印象的な8曲目。前作よりは元気なサウンドで、やはりヒギンズが目立っているようです。(01年8月22日発売)

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