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2007/03/01

Mirrors/Alex Sipiagin

1236
Criss Crossレーベル順番聴き7日目。今日のアレックス・シピアジンはけっこう好きなタイプのトランペッターです。演奏も、けっこうバリバリいくのに、何となく温度感が低めでクールな感じ。そしてこのメンバーで現代ジャズをやっているのだから、文句のつけようがありません。特にギターのアダム・ロジャースの配置が、このアルバムのサウンドを決定づけているような気もします。ただ、クレジットからいくと2ホーンのセクステットの曲が大半のはずなんだけど、テーマのホーンのハーモニーを聴くと、もっとホーンの人数がいるのでは、と思います。たぶん、クレジット間違いなのか何なのか、私もハーモニーを聴いただけで何人のホーンとは分からないもので。


Mirrors/Alex Sipiagin(Tp, Flh)(Criss Cross 1236)(輸入盤) - Recorded June 2, 2002. Seamus Blake(Ts), Adam Rogers(G), David Kikoski(P), Boris Kozlov(B), Johnathan Blake(B), Donny McCaslin(Ts, Ss on 2 and 3), Jose Roseman(Tb on 3) - 1. Def 1 2. Tijuana Gift Shop 3. Travel 4. Crossing 5. Mirror 6. Def 2 7. Mood One

(07/02/25)7曲中6曲がAlex Sipiaginの作曲。2、3曲目に加わるミュージシャンあり。メンバーからするとけっこう「今」のジャズ。メカニカルなテーマからモーダルなアップテンポでゴリゴリと押しまくる1曲目、チャールズ・ミンガス作を8分の7拍子でまるでオリジナルのように展開させる変拍子ラテン系の2曲目、ミステリアスな大編成のアンサンブルのテーマから、静かになったり盛り上がったりとドラマチックな進行の13分台の3曲目、元気だけれども温度感の低めなラテンだったり4ビートだったりの4曲目、ピアノからゆったりしたアンサンブルのテーマの、ソロも美しいバラードのタイトル曲の5曲目、1曲目のパート2だけど、やはり元気がもらえる6曲目、ワーッとテーマがくるとベース・ソロで静かになったりと自由度の高い7曲目。

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コメント

メンバーもいいし曲もいいしで、言うことなしの作品ですね。
クリスクロスの中では、シピアジンはジム・ロトンディと並んで大好きなトランペッターです。

>naryさん

TBありがとうございます。

メンバーはみんな良いのですが、特にギターのアダム・ロジャースがアクセントにもなっているように感じました。

そう言えば、Criss Cross新譜のアダム・ロジャース盤、けっこう人気のようですね。早く聴いてみたいです。

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