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2007/02/17

Systems Blue/Steve Davis Quartet

1218
Criss Crossレーベル順番聴き6日目。スティーヴ・デイヴィスのアルバムは、このレーベルでも何枚も出ていますが、今回はワン・フォー・オールの他のホーンのメンバーが抜けた編成なので、基本的なサウンドはその延長線上にあって、彼のトロンボーンの柔らかい感じが前面に出ているアルバム。2曲にマイク・ディルッボが参加しているけれども、両方ともオリジナルだし、あまりアルトサックスは目立っていないような感じがします。スタンダードが多く、アレンジは凝ってはいるけれども、どの曲もメロディアスで聴きやすいサウンドに仕上がっていて、耳当たりはけっこういい感じです。個人的にはもう少しスリルがあってもよかったかな、なんて思ってますけれど。


Systems Blue/Steve Davis(Tb) Quartet(Criss Cross 1218)(輸入盤) - Recorded May 29, 2001. Mike DiRubbo(As on 2 and 3), David Hazeltine(P), Peter Washington(B), Joe Farnsworth(Ds) - 1. Surrey With The Fringe On Top 2. Spirit Waltz 3. Systems Blue 4. A Nitghingale Sang In Berkeley Square 5. If I Love Again 6. Who Can I Turn To 7. Speak Low 8. Namely You 9. Three And One 10. My Lod Flame

(07/02/17)Steve Davis作は2-3曲目で、この曲のみMike DiRubboが参加。他はスタンダード中心で、One For Allのワン・ホーン的なメンバー。ちょっと空白をつけたテーマからアップテンポで生き生きとしたソロが聴ける1曲目、ワルツ(8分の6拍子?)で哀愁メロディややモーダルなところをいく2曲目、マイナー調で少しアップテンポなモード初期の雰囲気のタイトル曲の3曲目、優しくゆったりとバラードを奏でる4曲目、ややアップテンポでホンワカと明るい5曲目、中間色系のボッサでメロディを奏でる6曲目、基本は4ビートでテーマ部にキメの多い陽性の7曲目、伸びやかにメロディアスに歌っている8曲目、サド・ジョーンズ作をベースとのデュオでノリ良く演じ上げる9曲目、テーマが凝っていてテンポも自在に変化する10曲目。

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