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2007/02/22

Lent/Alfred Schnittke/Klavierquintett/Dmitri Shostakovich/Streichquartett Nr. 15

1755

アレクセイ・リュビーモフ(前半)とケラー・クァルテットによるロシア現代室内楽集。シュニトケとショスターコヴィチの曲が選ばれています。ただ、この時の旧ソ連(ロシア)の現代音楽は難解な部分もあるけどメロディなどがはっきりとした部分があるものも多く、ただいたずらに難解のための難解さ、というのはそんなに感じないのでは、と思います。タイトルのレントとは「遅く」の意味合いがあるそうで、なるほどなあ、とも思います。

 

Lent/Alfred Schnittke/Klavierquintett/Dmitri Shostakovich/Streichquartett Nr. 15(ECM New Series 1755) - Recorded June 2000. Alexei Lubimov(P), Keller Quartett: Andras Keller(Vln), Janos Pilz(Vln), Zoltan Gal(Viola), Judit Szabo(Cello) - 1-5. Klavierquintett 5-11. Streichquartett Nr. 15 Op. 144

ロシア現代室内楽曲集との事。前半がアレクセイ・リュビーモフのピアノが加わった演奏。室内楽とは言いつつも、その音世界はロシア現代音楽らしい複雑な展開の音のつながりの部分もあり、しっとりとしたメロディの部分もあります。ECMらしく曲は内面を向いていて、穏やかながら抽象画を見ているような、神経質な演奏が続いていきます。シュニトケとショスタコーヴィチの演奏が並んでいても自然なつながりがあります。(03年3月26日発売)

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